ベタをご存じですか。
きれいな色と優雅な尾の熱帯魚です。
小さなコップに入れて販売されているのを見かけた方も多いと思います。
飼いやすい魚のため、改良がすすみたくさんの種類があります。
そんなベタですが、飼うためにはphの調整が必要になってくることがあります。
phとは酸性かアルカリ性かという水溶液の状態のことですね。
ベタにとってはどの程度がいいのでしょうか。
ベタの最適なphとは?
ベタの最適なphは弱酸性です。
中性が7ですから6.8くらいがいいようです。
これはどうやって計るのかというと、試験紙や機械があります。
デジタルで測れる機器も2,000円くらいから販売されています。
ベタは絶対このphでなければいけないという状態はありませんが、弱酸性を好む魚なのでアルカリ性に偏っていないかは、眼で見ただけではわからないので、器具をそろえておくのもいいでしょう。
phの調整方法は?
水換えの時の調整はどうすればいいでしょうか。
水道水は5.8以上8.6以下と基準で決められています。
ベタは6.8くらいですからかなりの差がありますね。
水道水をそのまま使うのは迷う所です。
機械や試験紙で計測しながら、どのように調整していけばいいでしょうか。
ここまで書くと、やっぱり熱帯魚は飼いにくいのだ、と初心者は不安になります。
ベタは飼いやすいということですが、これには訳があります。
ベタは強いということなのですが、もう一つ環境に慣れやすいということもあります。
慣れるということは、飼っている地域の水道水のphにも慣れてくるということです。
あまりに差の大きなphだと困りますが、6.8前後のphでも慣れてくるらしいのです。
急な変化でない限り、少しづつ慣れさせて飼うことができます。
ph調整の簡単な方法とは?
ベタの好きな弱酸性はレモンジュースを使って作ることができます。
水換えをする時に新しい水をバケツに作ったら、ph計で計りいつものphでなかったら、ほんの1,2滴のレモン汁を入れてもう一度計って見てください。
専用の調整剤も市販されていますが、手元にない時はこういう方法もあることを覚えておくのもいいでしょう。
新しいことを試すときは、面倒でもきちんと計測して使う事ですね。
まとめ
ベタのことを調べているときれいで飼いやすそうで、飼ってみたいなという気持ちになりました。
庭に池を作ったり、かめを置いたりして金魚やフナやメダカを飼った事はあるのですが、熱帯魚という繊細な生き物は飼ったことがありません。
もし飼うことができるようになった時は、ベタも候補にしてみようと思います。