ビーシュリンプは爬虫類や、昆虫と同じ変温動物です。

変温動物は外部の温度により体温が変化してしまいます。

つまり、ビーシュリンプは水温がそのまま体温になってしまうと言うことです。

その為、水温には特に注意が必要となります。

水槽の置き場所は、直射日光が当たる場所は絶対にいけません。

水の温度は20℃から25℃に保つようにしましょう。

そして、温度の次に重要になってくるのが、水質です。

ビーシュリンプが気持ちよく泳ぎ続ける事が出来る水質でなければいけません。

そして、その水質の管理に欠かせない指標となるのが、phです。

ph(ピーエッチ)とは水素イオン濃度の事で、酸性、アルカリ性の度合いを表す数値です。

ここでは、ビーシュリンプを飼う上で覚えておかなければならないphについて、詳しくご説明いたします。

ビーシュリンプ ph 上げる 下げる

ビーシュリンプの水槽の水のphとは?phを上げる・下げるって?

phは酸性かアルカリ性かの指標です。

その指標は、0から14のメモリの数字で表されます。

その数値がその水質の状態を判断するものとなるのです。

ph7を中性とし、その値が6、5、4と数値が下がるほど酸性になるといい、7、8、9と数値が上がる事をアルカリ性になると言います。

phを計測する器具は、試験紙や試薬、電子式のphメーターなどがあります。

試験紙は安価ですが手間がかかるので、電子式を使用するのがオススメです。

水道から出てくる水はほぼ中性なのですが、ビーシュリンプを水槽で飼育していくうちに水質は変化します。

ビーシュリンプを飼育する上で、一番快適な数値は、phは6.0から6.5の弱酸性です。

問題なのはphの急激な変動です。

ビーシュリンプの排出するアンモニアが変化した亜硝酸塩や硝酸塩が蓄積してくるとphが下がる(酸性になる)傾向にあります。

そして、亜硝酸塩の増加に対してビーシュリンプはとても敏感で、phが下がるとビーシュリンプはどんどん弱っていってします。

その為には、こまめな水換えを行い、亜硝酸塩を減らして、phの下がりすぎには十分な注意をしなければなりません。

phメーターで定期的に計測する事がとても重要になってきます。

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まとめ

ビーシュリンプは多くの餌を食べる為、排出のアンモニアや、亜硝酸が上がり易いのが特徴です。

phが下がると、酸欠になり、二酸化炭素が多く発生し、有益バクテリアも減少してしまいます。

この事を避けるためには、こまめな水換えにより、常日頃からの水質管理が重要です。

良質な水質を保った水槽は、少量の水換えを続けるだけで、半年以上も良い状態を保つ事が出来ることもあります。

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