アロワナの稚魚を飼育するには、水温、水質、餌すべてにおいて、細心の注意を払う必要があります。
中でも、成長に大きな役割を果たす餌やりは、そのアロワナが好むものを選び、1回に食べる量、1日に与える量には、十分に気をつけ与えなければなりません。
アロワナの稚魚を飼育する時の餌やりについて
アロワナを飼育するには、そのアロワナに合わせた餌を選ぶことが、もっとも大切になります。
昆虫をはじめ、冷凍赤虫、牛ハツ、ミルワーム、メダカ、専用飼料等の生餌、人工飼料が一般的ですが、稚魚~幼魚の間は、好き嫌いが激しく、好みの餌を見つけるまで時間がかかることも少なくありません。
そんな時は、生餌、クリル、肉食魚の専用飼料、乾燥赤虫、人工飼料等、何種類かの餌を用意し、好みの餌を見つけることを最優先に考えましょう。
アロワナ稚魚の最適な餌の量は?
アロワナの稚魚に餌を与える場合、その量に気をつけなければなりません。
与え過ぎは太る原因をつくるだけでなく、消化不良を招く恐れがあり、危険をともないます。
また、反対に、成長期に合わせただけの量が摂れないと、様々な病気を発生する恐れもあり、こちらも危険をともなうため、注意が必要になります。
では、最適な量とは?
アロワナを育てていく上で重要な役割を果たす餌ですが、最適な量はこれだと言う法則はありません。
が、一般的には、稚魚から幼魚になるまでの間は、朝晩2回の餌やりが基本となっており、量は、その稚魚が1回に食べきれる量が最適な量とされています。
ちなみに、成魚になれば、1日1回でも、1週間に1回でも問題はないとのことです。
まとめ
アロワナは成長スピードが早く、数日で大きくなったと実感できるほどのものも少なくありません。
それだけに、稚魚期の餌やりには注意しなければなりません。
骨格、身体の色は、稚魚から幼魚のころの餌やりでその後の成長が変わると言っても過言ではありません。
餌を与える時は、好んで食べるものだけを与えるのではなく、バランスのとれた栄養が摂れる餌を選び、与えるようにしましょう。