プレコといえば流木は“必需品”という感じでセットみたいになっていますが、どうしても必要なものなのでしょうか?
なぜプレコに流木なのかということを知ると、必要であるのかないのかがわかってくると思います。
プレコに流木といわれている理由を考えてみましょう。
プレコに流木はなぜ必要なのか?
プレコはもともと渓流に住んでいる魚であるため、吸盤のように木や石にくっついて暮らしています。
木にくっついている苔や藻を食べたり、プレコの種類によっては流木をかじって餌にするものもいます。
プレコにとってその流木は自分の生活の場になるわけです。
プレコは縄張り意識の強い魚です。
ですから流木そのものが自分の縄張りということになるのですね。
プレコにとっては落ち着ける場所ということになるのかもしれません。
流木はなしでも大丈夫?
上記のことを考えると、絶対に必要というわけでもないように思います。
流木に吸い付いていないと亡くなってしまうってこともありませんし、流木が絶対的な餌になるというわけでもありません。
プレコは泳ぎまわる魚ではなく、底面でじっとしていることが多い魚です。
プレコは水が汚れやすいのでベアタンクの水槽で飼う場合がほとんどです。
まったく何もない水槽の底に張り付いているというのも味気ないですし、プレコも鳥でいう止り木のようなものがほしいと思います。
流木は吸い付いているだけの場所ではなく、隠れ家という役割もあります。
何かに驚いた時、魚はささっと物陰に隠れますが、プレコも隠れる場所はほしいですね。
流木でなくても、身を隠せる場所があるならそれでいいと思います。
陶器製の土管みたいなシェルターなんかあれば。
水草でも隠れられるからいいかなと思いますが、プレコは水草を食べてしまいますよ。
まとめ
プレコに流木は必ずしも必要ではありませんが、プレコだけ飼っている水槽は、レイアウト的に上部が何もなくて寂しい感じになってしまいがちです。
流木だと見た目も自然だし、重ねることによっていろんなレイアウトを作り出すこともできます。
木に止ってる姿の方がかわいいですしね。