ビーシュリンプは、いつでも脱皮に成功するという訳ではありません。
というのも、脱皮に失敗してしまうビーシュリンプもいるという事です。
脱皮に失敗してしまう事を、脱皮不全といいます。
普通は脱皮をすると透明な殻だけが残っているのですが、色付きの殻があったりした場合は、脱皮不全です。
しかし、飼い主としては、せっかくなら脱皮に成功してほしいと考えるのが普通ですよね。
一生懸命に脱皮をしようとしたのに、失敗してしまうなんてとても残念ですよね。
では、脱皮に失敗してしまう原因はどこにあるのでしょうか。
ビーシュリンプの脱皮の前兆は?
ビーシュリンプの脱皮の前兆は、いつもと違う動きをしたり、逆に動かなくなる場合もあります。
では、脱皮不全となってしまう場合も、前兆はあるのでしょうか。
ビーシュリンプが脱皮をする際の水質
ビーシュリンプが無事に脱皮をするのに必要なのは、最適な水質です。
実は、ビーシュリンプのようなエビ達の特徴として、酸素を体の中へ取り入れる事が苦手という点が挙げられます。
という事は、飼い主さんが知らないうちに酸欠が起こってしまっている可能性も考えられるのです。
それが、前兆といえば前兆ですよね。
脱皮は、ビーシュリンプにとって、とても大変な事。
酸欠と脱皮がちょうど重なった場合、ビーシュリンプは大変な事になりかねないのです。
ですから、ビーシュリンプの水槽はいつでも水質のチェックをしてあげておく事が大切です。
もちろん、水道水を使用する事も避けてください。
水道水にはカルキが含まれている事はとても有名ですよね。
ビーシュリンプの体はとても小さいので、私たちよりもカルキには敏感なのです。
足し水をする際に、カルキを抜いてから水道水を使用しているという方も多いですが、水道水には塩素以外にもビーシュリンプに良くないものが含まれていると言われています。
できるだけ水道水は使用しない方が無難かもしれませんね。
まとめ
ビーシュリンプが脱皮をするのは本当に大変な事なのだという事が、よく分かりますよね。
水質には十分に注意をしてあげて、脱皮の失敗は起こさないように、飼い主さんが細かく注意をしてあげる事が非常に大切です。
ビーシュリンプの脱皮が成功して、末永く飼い主さんを楽しませてくれる事を目標にし、大切に育ててあげてくださいね。