熱帯魚の中でも高級魚として有名なディスカスを飼育するするにはどうすれば良いのかと疑問が湧くと思います。

ディスカスの飼育を始める人は繁殖目的の人が多いので、不安や疑問はさらに多いでしょう。

こちらでは産卵の際に注意したい水の温度と水換えにつてご紹介したいと思います。

ディスカス 産卵 温度 水換え

ディスカスの産卵と水の温度の関係は?

ディスカスはアマゾン川で生息している熱帯魚ですので、ストレスなく過ごすには生まれ故郷と同じ水の温度に設定してあげると喜びます。

ディスカスが快適に過ごせる水の温度は26℃~28℃くらいが適した温度になりますが、たまに水の温度は30℃が適しているという話も聞くことがあります。

たしかに成魚でも問題なく過ごせますし、稚魚や幼魚ならその温度の方がよいのですが、ディスカスはそれ程高い水の温度でなく、26℃くらいでも元気に過ごせるため、常時30℃に設定しておく必要はありません。

産卵は水の温度に影響されるので少し高めの、それでも28℃くらいに設定しておくことをおすすめします。

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ディスカスの産卵時の水換えはどうする?

ディスカスの繁殖を目的に飼育するのなら、水換えの回数を増やすことをおすすめします。

ディスカスはアマゾンで生育しているとき雨季に産卵することが多いため、水換えによって雨季を再現してあげれば産卵を促す効果があります。

事実、ディスカスは水換えの後に産卵することがよくあります。

特に産卵から4日~5日くらいで体着するまでは水換えは控えなくてはいけないので、日頃の水換えで水槽内の水質をよくしておくことは産卵後の水質の管理にも必要なことです。

無事に体着したら親魚や稚魚を刺激しないように注意すれば水換えも可能です。

まとめ

ディスカスの飼育と産卵、稚魚には水の温度と水質が大変重要な役割をしています。

たとえば、水温を上げると産卵と稚魚の成長を促す効果が期待できることから、ついつい温度を上げがちになる事もあるでしょう。

ただ高温で飼育しすぎると卵が腐りやすくなる、体の機能を充分に形成される前に孵化してしまう、水質が悪くなりやすいなどの不具合もおきやすいので、水の温度は26℃~28℃くらいの間になるようにしましょう。

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