熱帯魚ディスカスは混泳可能?
混泳にはどのような種類が向いている?
など「熱帯魚の王様」と呼ばれるディスカスの混泳についてお話していきます。
基本ディスカスは単種で飼育する熱帯魚であり、同種のディスカスを混泳させる場合もイジメが発生するので5匹以上で飼育している事が多いようです。
ディスカスとエビは混泳できる?
ディスカスは小型の熱帯魚やエビを捕食してしまう習性があります。
幼魚であるうちは混泳ができていたとしても、成長して大きくなっていくと食べてしまいます。
ディスカスはもともとシュリンプイーターと呼ばれるほど、エビを主食としているので混泳には不向きです。
もともと混泳は不向きですが、ディスカスの口に入らない大きさのエビなら混泳はできるかもしれません。
この場合もディスカスが成長して体格差ができてしまうと、あっさりと食べられてしまいます。
コケ対策などエビを混泳させる場合は、体格に差がない状態の時だけになるでしょう。
また、ディスカスは25~28℃の高水温の飼育環境のため、混泳するにもエビにとって高水温は良いとはいません。
ディスカスとアロワナの混泳はどうなの?
まず、結論からいうとディスカスとアロワナの混泳は不可能です。
個体差などの理由もありますが、もともと混泳できる魚ではありません。
ディスカスがエサになってしまいます。
ただし、アロワナやディスカスの種類や個体差によっては混泳もできるようですが、この場合は相性や運などの関係もあると思います。
ディスカスとアロワナの飼育環境も異なります。
頻度の多い水換えを必要とするディスカスの環境にアロワナは不向きです。
食べられることはなくても、争ってボロボロになった場合は感染症の原因にもなります。
病気の場合はアロワナ以外にもいえることですが、治療をする環境もアロワナには向いていません。
ディスカスとアロワナを混泳させる場合のスペースも大きくなり管理も大変な作業で設備にかかるお金も高額となります。
まとめ
- ディスカスはエビを主食として食べる習性がある
- 混泳できたとしてもディスカスが大きくなり体格差ができると食べられる
- ディスカスとアロワナは混泳が不可能
- 混泳ができたとしても管理が大変なうえ、設備にかかる金額が高い