熱帯魚をはじめて飼う人でもその名前を知らない人はいないほど有名な熱帯魚と言えば「エンゼルフィッシュ」です。
通称“熱帯魚の女王”と呼ばれています。
縦長の体形をしていてゆったりと優雅に泳ぐその姿はまさに女王の名にふさわしいと人気が高いエンゼルフィッシュ。
今回はその名前の由来について見ていきたいと思います。
女王・エンゼルフィッシュその名前の由来とは?
一般的な熱帯魚としてエンゼルフィッシュは飼いやすく、多くの人から愛されるお魚です。
卵を1回に1000個産み、オス・メスがともに産まれた稚魚を育てるというところや、他の熱帯魚にはない大きなヒレを優雅に動かす可憐な姿は見ていてとても癒され、愛される理由となっています。
そんな『エンゼルフィッシュ』の名前にはどんな由来があるのでしょうか?
エンゼルフィッシュはその大きなヒレでゆったりと泳ぐさまが『天使』に例えられ、天使の魚などの別名もあることからエンゼルフィッシュの名前の由来が天使からきていることが分かります。
確かにヒラヒラと水中を大きなヒレで揺らして泳ぐ姿は天使のようで綺麗ですよね。
またエンゼルフィッシュという名は、1種類をさすものではなく原種と改良品種合わせて数十種類の総称のようです。
原種は次の4種類、『アルタム・エンゼル』は伸長するヒレと褐色がかった体の色が特徴。
『スカラレ・エンゼル』はもっとも普通種のエンゼルフィッシュでアマゾン川から広範囲に生息しています。
『デュメリリィ・エンゼル』もそんなスカラレ・エンゼルと同種でこちらはブラジル南部に生息しています。
そして『レオポルディ・エンゼル』はペルーやコロンビアに分布しています。
日本に輸入されてきたのは1930年ごろということなので意外に昔から日本にはいたんですね。
まとめ
天使のような姿からその名を『エンゼルフィッシュ』という熱帯魚は見ているととても癒されることから多くの人に愛されてきた熱帯魚。
原種4種類の他にも改良品種なども合わせ今現在は数十種類存在し、ショップには多く出回っています。
熱帯魚の中でも飼いやすいエンゼルフィッシュ。
熱帯魚飼育の初心者さんも熱帯魚をすでに飼っておられる方にもなじみやすい“天使のお魚”・エンゼルフィッシュ。
その名の通り大きなヒレを動かして泳ぐ姿に心を鷲掴みにされてください。