みなさんは、アロワナに似ている魚「ノーザンバラムンディ」を知っていますか。
アロワナと同じくらい人気が高いノーザンバラムンディには、一体、どのような魅力があるのでしょうか。
今回は、ノーザンバラムンディの生態についてまとめてみました。
ノーザンバラムンディとは?
ノーザンバラムンディは、「アロワナ目アロワナ科」に属し、見た目も、アロワナと非常によく似た魚です。
成魚の体長も、アロワナと同じくらいで、顎の下にヒゲを持ち、体の表面に鱗があるという特徴も似通っています。
ただ、アロワナとノーザンバラムンディでは、ヒレと尻尾の位置に、はっきりとした違いがあります。
その特徴を知っていれば、見分けることも可能でしょう。
ノーザンバラムンディの生態は?
ノーザンバラムンディの体長は、約60㎝。
体の表面を覆う鱗は、とても硬く頑丈なため、狭い場所での方向転換は得意ではありません。
最低でも、ノーザンバラムンディの体長と同じくらいの奥行きがある水槽を選び、飼育するようにしましょう。
ノーザンバラムンディは、メダカや金魚、昆虫などを好んで食べるので、この点でも、アロワナと大差はありません。
ですが、ノーザンバラムンディの気性は荒く、非常に縄張り意識の強い魚です。
他の魚との混泳に成功した例もありますが、一般的に、他の魚と同じ水槽での飼育はおすすめできません。
アロワナ同士は混泳させることも可能ですが、ノーザンバラムンディは同種であっても、混泳は避け、一匹で飼育するようにしましょう。
ノーザンバラムンディは美しい!
ノーザンバラムンディの鱗は、成長とともに色が変化するという特徴があります。
ノーザンバラムンディの幼魚は銀色の鱗を持ち、成魚になると、銀色から金色に変わっていきます。
また、ヒレの色も変化することがあるため、その見た目の美しさから、飼育する方が増えています。
また、ノーザンバラムンディは、アロワナと比べて体が丈夫なため、飼育しやすいという利点があります。
魚を飼育した経験がなくても、飼い始めることができる品種としても、ノーザンバラムンディの人気は高まっているのです。
ノーザンバラムンディの寿命は?
アロワナの寿命は、一般的に、約10年。
一方の、ノーザンバラムンディは、約7~8年ほどの寿命があります。
寿命については個体差もありますが、ノーザンバラムンディは、長く飼育を楽しむことができる魚です。
飼育する際には、水槽の蓋が重要になります。
ノーザンバラムンディは、アロワナと同じように、水面に近い場所で餌を食べる習性があります。
水槽から飛び出してしまう可能性がありますので、怪我の予防のためにも、水槽の蓋は、しっかりと閉めるようにして下さい。
まとめ
飼育しやすいノーザンバラムンディですが、それは、アロワナと比べた場合の話です。
ノーザンバラムンディの飼育にも、いろいろな工夫が必要となりますので、きちんとした知識を身に付け、飼育を楽しみましょう。