アカヒレは非常に飼育しやすい魚になります。
水温が5℃でも生存できるほど非常に強く、エサもあげなくても何かしら水中にあるもの食べて生きていくことができるアカヒレです。
しかし、そんなアカヒレに関しては繁殖についてはどうでしょうか?
どんな生物でも繁殖に関しては気を使う状況をたくさんあると思います。
今回に関しては繁殖に関して必要なこと、注意点をご紹介していきたいと思います。
アカヒレを飼育しながら繁殖するには?
まず必要なことはオス、メスの両方を揃えることです。
一応、店員の方に言えばどっちとも揃えていただけるでしょうが、知識としてオスメスの違いをご紹介します。
オスの特徴は、
- アカヒレのオスは派手
- ヒレが大きく色が濃い
- 胸鰭の先端に白がはいる
メスの特徴は、
- オスより地味
が挙げられます。
基本的に成熟したアカヒレでないと判別できません。
ですので、できる限りオスメス選ぶときは、成熟して色合いがしっかりしている魚を選びましょう。
オスメスが準備できましたら、水槽の中に入れてあげましょう。
水槽の中にはできるだけ水草を入れてあげましょう。
やはり繁殖は安全な場所で行うことが本能になります。
基本的に底砂か水草に産卵しますので、水草を多く入れることで産卵箇所が増えますし、非常に繁殖しやすい適切な環境になります。
また、繁殖に関して気を付けなければいけないのが水温です。
繁殖には適した水温があります。
それは22℃~25℃程度です。
あくまでも目安の水温で上記水温を前後したとしても、しっかり産卵し繁殖はしていくでしょう。
しかし、絶対的に繁殖しない水温があります。
まず一つ目が5℃前後です。
水温が5℃前後を下回りますと、活動が著しく低下し、産卵を行わなくなります。
冬などに繁殖を行いたい場合はヒーターをしっかり準備しましょう。
もう一つが30℃以上です。
アカヒレは熱帯魚ショップで販売させていることが多いですが、分類的には温帯魚になります。
30℃も適切な水温ではなく、活動能力自体は低下はしませんが、産卵は一切行わなくなります。
お腹に卵を溜める事すらしませんので、注意しましょう。
まとめ
基本的にアカヒレは非常に強いので、水草さえ入れておけばどんどん繁殖していきます。
繁殖を意識して行わなくても、いつの間にか繁殖していることが多く、水槽を見たらいつの間にか増えていると感じるほどです。
でも、繁殖していけばショップなどで購入しなくてもいいので、コスト的には非常にパフォーマンスがいいので、繁殖をどんどん狙っていくといいでしょう。