せっかく産まれたグッピーの稚魚が動かない場合があります。
元気に泳ぎ回ってくれない原因は一体なんなのでしょうか。
どうすれば元気になるのでしょうか。
グッピーの稚魚が動かない原因
グッピーの稚魚が動かないのには以下の原因が考えられます。
- 水温
グッピーの稚魚の水槽に適している水温は約26度~28度です。
熱帯魚の中でも結構あったかい方ですよね。
これに対して高すぎても低すぎてもグッピーの稚魚にとっては良くないので水温は一定に保つことが大事です。
- 水質
グッピーは中性から弱アルカリ性の水質を好みます。
水質が違っても徐々に慣れていきますが、水槽内のphが低くなっていくとグッピーは元気がなくなっていきます。
またソイルは水を中性にしてもアルカリ性にしても、だんだんと酸性に傾けていく働きをしています。
もしかしたらこの水質の変化のショックで稚魚が動かないのかもしれません。
- 水槽内の個体の数
グッピーは簡単に繁殖する魚なので数が増えやすいのです。
水槽内のグッピーが増えていくと酸素不足になってしまいます。
ペットで観賞用としてグッピーを飼うのであれば1つの水槽で飼うグッピーの数はあまり多くせず少ないほうが良いです。
ちなみに60cmの水槽で20匹は多い方です。
- 個体を足した
今までの水槽に別の水槽からグッピーを足したりするとその変化で元々いたグッピーが動かなくなってしまうことがあります。
心当たりがある場合は、引越しをした子達をまず放して元の環境にもどしてあげてください。
- 病気
グッピーがかかる怖い病気がその名も「グッピー病」です。
人間でいうとエイズのようなものと言われています。
原因などは諸説ありわかっていませんが、グッピーだけに感染し命も落としかねない病気です。
感染力も強いのでグッピー病とみられる子がいたらすぐに隔離したほうが良いでしょう。
まとめ
グッピーの稚魚が動かない場合は、水質・水温・水槽内の個体の数・病気などが原因として考えられます。
稚魚が動かなかったらまずは水質を調べてください。
水換えのストレスかもしれませんしエサのあげすぎかもしれません。
普段からよく観察してあげてより住みやすい水槽をつくってあげてください。