とても小さく、可愛らしいスジエビ。
魚釣りの餌として、又、料理の材料としても栄養価抜群の食材とされています。
では、スジエビの産卵時期はいつでしょうか?
決まった繁殖時期があるのでしょうか?
スジエビを飼う際には知っておいた方が良いでしょう。
それではスジエビの産卵時期をお伝えしましょう。
スジエビの産卵時期はいつ?
スジエビの産卵時期を知っておくと繁殖させるのに便利です。
スジエビの繁殖時期は春から秋にかけてです。
具体的には3月~8月ぐらいです。
ゾエア期の長さは17日~20日です。
何回か脱皮を繰り返した後、冬季休眠に入る10月頃、9~11㎜に成長しています。
メスは10㎜~11㎜、オスは8㎜~9㎜で繁殖可能なぐらいに成長しています。
このままの状態で冬季休眠に入るのですが、翌春になったらオスとメスを同居させ抱卵のチャンスを与えます。
上手くいけばメスは抱卵しています。
抱卵後約40日後にゾエアと呼ばれる幼生に達すると母エビはゾエアを解き放ちます。
その時間も大体決まっていて夜8時~11時ぐらいだそうです。
メスはこの最初の産卵後も成長を続け、エビの発達が一番顕著な時に20日間の間隔で脱皮を繰り返し、10月頃に二回目の産卵をします。
その後、2回目の冬季休眠に入り、次の春にまた、産卵します。
その後は段々体力も無くなっていき、年越しをまたずに寿命が尽きてしまうようです。
スジエビの寿命は2年半と言ったところでしょうか。
但し、これはメスの場合ですのでオスとは差があるでしょう。
まとめ
気になるスジエビの産卵時期についてまとめて見ました。
スジエビや約3回の産卵をします。
休眠を挟んでも産卵と脱皮で体力を使いはたしたメスは命が尽きてしまいます。
思っている以上に寿命は短く2年半ぐらいなのですね。
スジエビを観賞用として飼っている方は、産卵と冬季休眠のサイクルを頭に入れておくと繁殖のペースが解り便利です。
ゾエアは大変小さいので親エビに食べられないよう、共食いをしないように注意しながら飼育しましょう。
短い命ですので大切に目配りをしてアクアリウムを楽しんで下さい。