アクアリウムは、水中で優雅に泳ぐ魚を眺めることができ、癒されますね。
自宅で気軽に始めることができるので、人気がある趣味の一つです。
しかし、水槽内でコケが発生したり、魚の糞で水質が悪化したりといった水槽内の汚れとは切っても切り離せません。
水槽内のコケの発生には、コケを食べる習性があるヤマトヌマエビやミナミヌマエビを他の魚と一緒に飼うという方法によっても対処できます。
“水槽内の掃除屋”として、ヤマトヌマエビやミナミヌマエビは大活躍です。
一方で、“水槽内の掃除屋”と言っても、これらのエビが万能という訳ではありません。
コケによる汚れは掃除してくれますが、糞はそうとはいきません。
エビ自身も糞を出すので、糞の掃除は必要です。
そこで、今回は、ヤマトヌマエビを飼育した場合、糞をどの程度排出するのか、又、その掃除方法について紹介します。
ヤマトヌマエビの糞は意外と多い!掃除はどうするの?
ヤマトヌマエビは意外と糞は多いと言われています。
調べてみると、以下のような、エビの糞の多さに悩む飼い主さんの意見が散見されました。
- 45cm水槽に熱帯魚1匹とヤマトヌマエビを2匹飼育しているが、エビの糞だけが目立つ
- 底に白い砂を敷いているが、前日に掃除したのに、エビの糞の汚れがかなり目立つ
エビは他の魚に比べて糞が多いことが特徴です。
飼育する前には、その点も踏まえて購入しましょう。
さて、これらの糞はずっと放置しておくと水槽内の水質が悪化してしまい、望ましくありません。
1~2週間に1回は水槽の底砂の掃除をしましょう。
底の砂の掃除は、まず、水槽内に浮いているごみをネットですくい取ります。
その後、底砂利専用のスポイトでゴミや糞を吸い取りましょう。
スポイトは、ホームセンターや100円ショップでも販売されており、手軽に入手することができます。
このとき、スポイトで見える糞を吸い出したら、砂利を水槽の外に出して、こすり洗いをするようにしましょう。
砂利は、見た目上はそんなに汚れていないように見えても、中には汚れが溜まり、深刻な汚れとなっていることがあるためです。
水槽内で砂利を洗う方法もありますが、これは水槽が傷ついて水槽が割れる原因にもなり、好ましくありません。
水槽掃除中の傷が、水槽が割れる原因として最多なのです。
まとめ
いかがでしたか?
コケを掃除してくれ、飼育がしやすいヤマトヌマエビですが、糞は多いという側面があります。
水槽の掃除方法に慣れてくると、簡単に終わります。
飼育するかを悩んでいる方は参考にしてください。