カージナルテトラは、鮮やかなブルーが輝く、とても人気な熱帯魚です。
飼われている方も多いのではないでしょうか。
いつまでもその美しい姿で泳ぐのを眺めていたいもの。
そこで飼っている時に気になるのは、魚の病気。
白点病という病気はご存知でしょうか?
カージナルテトラに起こりうる白点病について、今回は調べてみました。
カージナルテトラの白点病の原因は何?
白点病は、熱帯魚が一番かかりやすい病気ともいわれています。
症状としては名前の通り、ひれやおなかや背中などに白い点々が出始め、体全体へと広がっていきます。
カビのように見えたり、粉が吹いているようにも見えます。
痛いのか、痒いのか、違和感なのか、普段と違う様子で体をこすりつけたりする行動も見られます。
そのため、からだに傷がつき別の病気を併発したり、亡くなってしまうものもいます。
広がるのが早く、水槽内に発症した魚がいると別の魚へと連鎖してしまい、どんどんと白点病の個体が増えていきます。
原因は、寄生虫。
新しい魚を入れたときや、水換えをあまりしていなかったとき、水の温度が不安定なときなど、抵抗力の弱っている魚に寄生虫が付き、広がっていきます。
やはりフィルターできちんとろ過をする、水温に気を付ける、汚れやエサの残しをそのままにしない、きちんと水換えをするなどのメンテナンスをして、水槽をクリアに保ちたいですね。
カージナルテトラの白点病に塩が効く?
普段から気を付けていても、それでも白点病がでてしまうこともありますよね。
広がらないように、すぐにでも対処をしてあげたい!
元気に戻してあげたい!
その治療法に、塩が効くというのを聞いたことがありませんか?
水槽に塩をいれて、”塩浴”をさせてあげるというものです。
塩を入れることにより消毒をする。
そして水槽内の浸透圧を調整し、熱帯魚のからだに負担をかけないようにし、免疫力をあげ治療することがその目的です。
それでは、具体的にどのような方法で塩浴をするのでしょうか?
まず、水槽内に水草が入っている場合は、塩分により枯れてしまうので一旦移動させた方がよいでしょう。
そして、入れる塩は食塩よりも、粗塩のがよいです。
急にたくさんいれると、また水槽内の水が急変化しますので、少量づついれ、濃度は0.5パーセントくらいになるように入れます。
0.5パーセントというのが、カージナルテトラの体内濃度とほぼ同じと言われているためです。
また、塩浴中は水換えの頻度をあげ、2~3日に一度は水を三分の一程度、交換したほうがよいです。
なお、治療が終わった時も、徐々に塩分濃度を戻し、魚たちをびっくりさせないようにしてあげましょう。
まとめ
今回はカージナルテトラの白点病の原因や塩浴について、まとめました!
病気にはならないのが一番ですが、知っておくことで対応できることがたくさんありますね。
カージナルテトラたちが、元気な状態で毎日を過ごせるよう、普段からよく観察をしてあげて、もしも白点病にかかってしまった時には、早期に治療してあげたいですね。
お読みいただきありがとうございました。