水槽内のコケなどを食べ、まるで掃除してくれるような行動をする生物を皆さんはご存知でしょうか。
当然のことですが、このような生物は、別に善意で水槽をキレイにしてくれるわけではありません。
ただその習性により水槽がキレイになっているというだけです。
しかし、水槽がキレイになることは事実であり、水槽内の掃除役として飼っている方が多いのも事実です。
ではアベニーパファーを飼っている水槽に、掃除役の別の生物を混泳させるとしたら、どのような生物が適しているのでしょうか。
今回はアベニーパファーとの混泳が可能で、かつ水槽を掃除してくれる生き物についてまとめていました。
アベニーパファーと混泳でき、掃除までしてくれる生物とは?
水槽内の掃除役として知られる生物は、主にコケを食べるという習性をもっています。
有名なコケ取り要員としてオトシン、ヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビなどが挙げられますが、これらの生物とアベニーパファーとの混泳は可能なのでしょうか。
オトシンクルスの場合は比較的混泳が成功するケースがみられるようです。
体をアベニーパファーにかじられてしまうこともあるようなので絶対に安全だとは言い切れませんが、隠れ家を作るなどの対策をすることで対処可能な場合もあります。
ミナミヌマエビのような小型のエビは、アベニーパファーの餌になってしまう可能性が高く混泳はお勧めできません。
逆にヤマトヌマエビのような比較的大きなエビは餌として認識される可能性が低く、混泳は可能といえます。
まずは色々な生物を一度同じ水槽に入れてみて、経過を観察してみるといいでしょう。
掃除役の生物を水槽に入れておくことで、水槽のコケを処理してくれることがあるのは事実です。
しかし、生物によって食べてくれるコケの種類が異なり、すべての種類のコケを食べてくれる生物はいないので、自分の飼育水槽に適し、なおかつ混泳可能な生物を選ぶようにすることが重要でしょう。
まとめ
今回はアベニーパファーと掃除役生物との混泳についてまとめてみました。
アベニーパファーは初心者でも飼いやすい熱帯魚ですが、混泳できる生物は多いとは言えません。
ですので、別の生物との混泳を試みる際は、しっかりと経過を観察する必要がありそうです。