熱帯魚を初めて飼育する初心者さんでもオトシンクルスは飼育しやすい熱帯魚です。
性格はおとなしく体が丈夫なので飼うのは簡単です。
寿命は3年ほどで体は5cm程度の大きさにしかなりません。
そこで、熱帯魚初心者さんの参考になるようにオトシンクルスの飼い方についてまとめました。
熱帯魚初心者さん必見!オトシンクルスの飼い方
まず、オトシンクルスはコケを餌として食べますが、コケが発生する量は水槽の環境にもよって変わりますが、60cm水槽の場合なら1匹で飼うか多くても2匹までにしましょう。
それ以上多いと、水質の悪化よりもコケがすぐに足りなくなってしまう場合があるからです。
オトシンクルスのためにコケがなくならないようにしてあげてください。
オトシンクルス導入時
オトシンクルスを袋ごと購入して導入する場合は、水槽の水質と水温に合わせてから入れてあげます。
オトシンクルスの飼い方で注意が必要なのは導入時です。
まず、オトシンクルスを水槽の水質と水温に合わせるために、一度バケツに袋ごと移してから、そこに少しずつ水槽の水を足していきながら水合わせをしていきます。
1秒間に2滴ぐらいのゆっくりとしたペースで水槽の水を移します。
こうすることで急な水質と水温の変化を少なくします。
オトシンクルスの餌
オトシンクルスは、水槽のガラス面や水草のコケを食べますが、食べられるコケがなくなったら人工餌に切り替えが必要です。
ただ、オトシンクルスの場合は、餌付けが少々難しいです。
というのも、人工餌を与えても餌であることに気づかない場合もあるので、なかなか餌を食べてくれないことが多いからです。
そんな時は、きゅうりなどの野菜を与えて慣れさせてみてください。
きゅうりは皮をむいて与えて、ほうれん草は茹でてから与えます。
オトシンクルスは、餌に飢えると命に関わるのでコケがなくなる前に餌付けに慣れさせるようにしましょう。
また、野菜の食べ残しは2日で必ず取り出して新しいのと交換します。
入れっぱなしだと水質が悪化します。
野菜になれたらタブレット状の人工餌を与えてみましょう。
餌は、フレーク状よりもタブレット状の餌がオトシンクルスには食べやすいです。
水温は25℃前後を維持
オトシンクルスを飼う水槽の中の温度は25℃前後を維持するようにしてください。
水質はph7前後を保ちます。
水温と水質を維持できればそうそう病気になることはありません。
まとめ
餌は、何度か人工餌を与えているうちに慣れてきます。
慣れてくれればかなり飼育が楽になります。
では、オトシンクルスの飼い方のポイントをまとめました。
- 導入するときはバケツに少しずつ水槽の水を足して慣れさせる
- 餌付けに慣れさせるあめに野菜を与えてみる
- 水温は25℃前後、水質はph7で保つようにする
水温については、わずかな時間で2℃違ってもストレスになるので注意しましょう。