ドジョウの飼育をしている方は、ドジョウが元気がない時や、なんだか弱っているといった時は、どうしていますか?
皆さんは、「塩水浴」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
塩水浴とは、観賞魚にとってよく行われる病気の治療法や体力回復方法で、昔から行われてきました。
塩には、新陳代謝を高め、傷の回復を早めたり、粘膜の再生を助ける効果があるとされています。
体力の落ちたドジョウを寄生虫や細菌などから守ることができ、ドジョウ自体が持つ体の保護能力を高めることができます。
さらに回復効果も期待でき、塩素や、アンモニア、亜硫酸、酢酸塩などから受けるダメージも回復させる効果があるとされています。
これは、ドジョウを飼育するうえで、とても重要です。
ドジョウの寿命にも関わってくることですので、しっかりと理解しておくようにしましょう!
ドジョウの塩水浴について!どのくらいの期間が必要?
濃度は0.5%程度が望ましいです。
あまり濃度が濃いと、ドジョウが脱水症状を起こしてしまい、最悪寿命を縮めてしまいます。
期間は5日〜7日と言われていますが、よくドジョウの状態を見て続けるかやめるかを判断してください。
時として荒療治となってしまうこともあります。
また、塩水浴によって元気にさせることができるドジョウは、塩耐性のあるドジョウだけです。
塩耐性のないドジョウに、無理やり塩水浴をさせるのはやめておきましょう。
もともとドジョウの好む水質は弱酸性〜中性の軟水です。
あまり、塩が得意ではありませんので、かなり注意深く行う必要があるということです。
まとめ
ドジョウはもともと、淡水魚ですので塩は得意ではありません。
そのためかなり塩を薄めて塩水浴をさせなければならないのです。
これで、元気になったという声も、逆に弱ってしまったという声も出ていますので、実際に行う場合はかなり慎重に行わなければならないでしょう。
現在のドジョウの状況を詳しくみて、ショップの店員さんにもアドバイスをもらうといったことも必要でしょう。