アカメは大きく丈夫な魚だといわれていますが、飼育する場合はどうなんでしょう。
そこで今回はアカメの飼育の水質や管理方法についてご紹介したいと思います。
アカメの生態
アカメは高知県や宮崎県などの特定の地域の淡水と海水の交流する水域で生息している魚だといわれていることから、幻の魚だといわれているようです。
アカメは、イトウ、ビワコオオナマズ同様珍しい魚として日本三大怪魚とも呼ばれているんです。
アカメの自然界での餌となるのは、小魚やエビやカニなどの甲殻類で、肉食の魚だといわれています。
見た目の特徴
アカメの見た目の特徴は、顔はスズキとよく似ていますが、体つきはスズキよりも背中が高くガッチリとした印象だといわれています。
そして、一番の特徴は暗いところにいくと赤く光る目なんですよね。
アカメの名前の由来となったほど、赤く光る目のアカメの目はインパクトがあるといわれているんです。
アカメを飼育するときの水質管理
アカメは、自然界では稚魚から幼魚までは淡水で育ちやがて成魚になると海水域へと移動していくといわれています。
そのため、高知県でも、アカメは四万十川水域から海にかけての汽水域で見かけることが多いといわれているんです。
アカメを水槽で飼育するときは、なるべく自然界での環境に近づけるための水質管理が必要だといわれています。
アカメのような汽水域で生息する魚は、水温や水の汚れなどには比較的強いようですが、塩分濃度には敏感に反応するといわれているんです。
稚魚から幼魚まではカルキ抜きをおこなった水で飼育し、成魚に近づいてくると少しずつ塩分濃度を上げていくと良いようです。
塩分濃度を上げるときは、個体の様子を見ながら調整して塩分を足していき最終的に汽水域に近い水質にしていくことがベストだといわれています。
その場合、水槽の大きさによって塩分量も違うため水質測定の器具を使用しておこなうようにしましょう。
塩分濃度がわずかでも変わるとアカメの体色が変化したり、体調が悪くなることもあるため慣れた飼い主さんでないと難しいといわれているようですね。
まとめ
いかがでしたか?アカメの飼育の水質や管理方法についてお届けしました。
アカメの水質管理はかなり難しいといわれているようですね。
汽水域で育つアカメは、水温や多少の汚れには強いようですが、塩分濃度には敏感だということでしょうね。