シクリッドの種類は約1300種類にも上るとも言われています。
シクリッドは大きく分けるとアフリカシクリッドとアメリカシクリッドの2タイプに分類されています。
ではアーリーと言う種類はと言うと、アフリカシクリッドの分類に属しています。
このアーリーは他の種と混泳できるのでしょか?
調べてみました。
アフリカシクリッドのアーリーは混泳させる事が出来るのか?
アフリカシクリッドのアーリーは、アフリカのマラウイ湖を原産としている種類なります。
そのため、水質が弱アルカリ性で硬水でなければ、生息する事ができない種類なのです。
そのため、他の魚と混泳する場合にはこの弱アルカリ性の水質でも問題が無い種類の魚を混泳相手に選ばなければなりません。
その為、アーリーと混泳させる種類にはかなりの制限が付くようになってしまいます。
同じアフリカシクリッドの種類に限定される事になります。
アフリカシクリッドは非常に攻撃性が高い品種も多く、混泳させるには不向きと言うのが、一般的な見解と言った所です。
アーリーを飼育する場合には60cm水槽の大きさで問題がありませんが、同じアーリーを混泳させる場合には、注意が必要になります。
オスの縄張り意識が非常に高い為に、弱いオスに対しては必要以上に追いかけ回したりするので、岩場等の隠れ家を用意する必要があります。
アーリーと混泳するには、大型の種類とならと言う考えもできますが、アーリーがストレスを感じてしまうケースもあって、アーリーのオスの特徴である、綺麗なブルーな色があせてしまう事もあります。
またアーリーよりも小さいタイプの魚を投入した場合には、捕食してしまう事がある為に、飼育しているアーリーと同じ大きさの物が最適と言えるかもしれません。
アフリカシクリッドは基本的には混泳には向かない種類で、混泳させる場合には必要以上に注意しなければならないと言う事です。
アフリカシクリッドのアーリーはどの様に成長していくのか?
アーリーのオスは、体全体が、ブルーに発色するので、メスとの区別が付きやすいです。
但し、メスのアーリーは他のシクリッドと同じ様な色合いをしているので、間違いやすいので注意しましょう。
アーリーは成魚に成長する過程で、オスはブルーに変化していきます。
稚魚や幼魚の時は、ブルーには発色していません。
成魚へ成長していくうちにブルーの発色が認められる様になります。
アーリーはメスが卵を口の中で育てるタイプのシクリッドになります。
水槽内で稚魚が単独で動きまわるようになると、オスのアーリーに捕食されてしまう為に、稚魚を成長させるためには、メスの口の中にいる間に別の水槽に移す事が必要になります。
アーリーは最大で15cmほどになる小・中型のシクリッドとなります。
その寿命は、水槽で飼育する場合は、5年~8年が限度と言うケースが多いです。
繁殖させた場合には、ある程度の大きさに成長させてから同じ水槽に戻す事になりますが、基本的には、同種との混泳ができないタイプなので、他の水槽で成長させて行く事になります。
まとめ
アフリカシクリッドのアーリーが混泳できるのかとアーリーの成長について紹介してきました。
アフリカシクリッドのアーリーは非常に好戦的な種類ですから、なかなか混泳させるには難しい一面を持っています。
多頭飼いをしたい場合には、アーリーと相性がいい魚を選択しなければなりません。
この場合も人それぞれ考え方が違う為に、自分で選択しながらアーリーを成長させる楽しみがあるのではないでしょうか。