熱帯魚を飼育していて一番困る事と言えば病気。
人間の様に熱があるとか吐気がするなど言葉に出せるなら病気と疑えるのですが、観賞魚は言葉を話せないので気付いた時には進行している事がとても多いと思います。
最近、人気が高くなってきたスネークヘッドも他人事ではありません。
強そうな名前ですが病気にもなります。
そこで今回は人気のスネークヘッドが掛かりやすい病気について紹介したいと思います。
スネークヘッドの掛かりやすい病気とは?
観賞魚は見ていて癒されますが飼育はとても大変なものです。
太りすぎない様に健康で元気に育てる事が大事ですが、少しの気の緩みが病気へと繋がってしまいます。
充分に気を付けていても掛かってしまう病気…。
多くの熱帯魚が、いつ掛かってもおかしくはありません。
そこで熱帯魚やスネークヘッドが掛かりやすい病気について調べてみました。
白点病
スネークヘッドを始め多くの熱帯魚が掛かってしまう可能性の強い病気が白点病です。
白点病は体に白い斑点で覆われてしまう病気でポピュラーな病気の1つです。
原因は繊毛虫(せんもうちゅう)の一種でウオノカイセンチュウの寄生によって発症します。
水槽の様な閉鎖的空間で良く見られ25度を下回ると活発になるので水温の低下には注意が必要です。
白点病は寄生する場所が上皮内ですので発症した個体は痒みを感じて動きます。
水カビ病
白点病と並んで多く見られるのは水カビ病です。
外傷や他の寄生虫によって傷ついた場所から菌が付着し発症します。
体表には綿の様な物が患部を中心に広がり炎症を起こします。
現在では治療薬もあり早期発見で治療を始めたら怖い病気ではありません。
白濁眼
白濁眼は目の表面が出っ張ってきて白く濁ってくる病気です。
水カビ病も同時に発症してしまう事もあります。
この病気は暫くしていたら自然治癒する病気ではありますが、目が見えなくなってしまうので餌はしっかりあたえなければなりません。
早く治す為には設備の清掃や水換えなどの他に餌をしっかり与えると言う事です。
餌をしっかり与えていたら気付いた時には目を覆っている膜が取れて元に戻ります。
エロモナス感染症
頭を抱えてしまうほど嫌な病気がエロモナス感染症ですよね。
不治の病とも言われる事があり、非常に厄介な病気と言えるかも知れません。
エロモナス感染症から穴あき病、松かさ病、ポップアイなどの病気へ発展していく可能性も強く、薬浴や温度を上げるなど治療法がいくつかあります。
まとめ
スネークヘッドに限らず熱帯魚には掛かりやすい病気がたくさんあります。
水質悪化や水温の低下などによって突然、病気は発症してきますが、魚は体調が悪くても言葉で話す事が出来ません。
日頃の観察がとても大事になってくるので、少しでもおかしいと感じたら考えられる病気を疑ってみましょう。