熱帯魚の飼育でその体調の変化などは気になるもの。
しゃべれない分その変化には細心の注意を払いたいですよね。
変化に気づく目安にできるものの1つが「糞の色」です。
正常の色や異変があった時の色はどんな色なのでしょう?
今回はミドリフグの「糞」について調べて行きたいと思います。
ミドリフグの糞の色は?正常時と異変時とは?
じつは、ミドリフグは食べるものによってその糞の色は異なります。
「冷凍赤虫」だと黒っぽい糞が出たり、「乾燥クリル」だとオレンジ色の糞になったり、その餌の色に近い糞をすると思っていいかもしれませんね。
黒い糞と聞くと人で言えば怖いと思いがちですが、熱帯魚であれば心配になるような色ではないようですね。
そうなると、糞からミドリフグの身体の異変に気付くことはできないのでしょうか?
ミドリフグは時として「白い糞」が出ることがあるそうです。
これは消化不良を起こしたときに出る可能性のある糞の色のようです。
しかしこれも確実に消化不良を起こしていると決定づけるものにはならないのが現実です。
ちなみに消化不良であったとしても餌を与えるのを少し止めるなどの対処方法くらいしかないそうです。
また白い糞は「小食」の状態ですと白い糞をしやすくなります。
餌に飽きてしまったのかもしれません。
変えてみるのも解決策の1つかもしれませんね。
白い糞について消化不良よりも疑わしいのは水質の悪化が原因と考えられます。
水質にデリケートなミドリフグはストレスを抱えるとその糞の色が変化するようです。
さらに水質管理をしっかりとするうえで初心者さんだったり、ミドリフグを飼い始めたばかりの水槽には本来「冷凍赤虫」は汚染させやすい餌なので使用しないほうが良いそうです。
まとめ
今回はミドリフグの「糞」のについてその正常時や色がおかしい時について見てきました。
食べるものによってその糞の色が異なるのがミドリフグの糞の特徴、元気に泳いでいてしっかり餌も食べているのであればそこまで心配する必要はなさそうです。
しかし水質の悪化が原因で白い糞が出る場合もありますので、立ち上げたばかりの水槽の餌の種類には注意してあげましょう。