グッピーに与える餌は、生き餌、人口飼料、冷凍飼料などがありますが、魚の糞は基本的に食べた餌の色が出てきます。
しかし餌の色以外の糞が出てきた場合は注意が必要です。
色別に気になるグッピーの体調についてまとめました。
グッピーの糞が赤い場合
グッピーの糞が赤い場合は寄生虫に感染している恐れがあります。
赤い寄生虫が肛門から出ており、糞と誤ってる場合があります。
この寄生虫は「カマラヌス」と呼ばれ、別名「吸血線虫」と呼ばれています。
「吸血線虫」はグッピーに限らず、ほかの熱帯魚にも感染する可能性があります。
また寄生虫は内臓を食い破り、感染された熱帯魚は痩せこけて亡くなってしまいます。
「吸血線虫」を発見したら!?
一匹でも「吸血線虫」を発見した場合、幼体が水槽にいる場合があるため、その水槽で使った網やホースは、別の水槽に使わないようにしてください。
他の水槽に寄生虫を移してしまう恐れがあります。
グッピーの糞が緑の場合
グッピーが水槽中の水草やコケを食べている可能性があります。
病気の可能性は低いですが、念のため様子をみましょう。
グッピーの糞が白い場合
グッピーの糞が白い場合は、腹水病の可能性があります。
腹水病とはエロモナス菌やウィルス感染による内臓疾患の病気です。
病気の症状が重いと亡くなってしまう可能性もあります。
またエロモナス菌は感染するため、他のグッピーにも移ってしまいます。
水質が悪化すると菌やウィルスが発生しやすくなるため、水槽はまめに掃除や水換えする事をお勧めします。
腹水病の治療方法
腹水病の治療方法としては、感染する恐れがあるため、病気にかかっていないグッピーを他の水槽に移します。
病気のグッピーには薬を餌に染み込ませて与え、水温は22度ほどに保ちます。
完治するまで塩水浴は0.5パーセントにします。
まとめ
グッピーは初心者でも飼いやすい熱帯魚ですが、病気になる可能性もあるため、こまめに糞をチェックするなど体調管理は必須です。
もし糞の異常があった場合は、なるべく早く対処しましょう。