暗い部屋の中で美しく浮かび上がるビーシュリンプの姿は、飼い主に癒やしと、喜びを与えてくれます。

その喜びがあるからこそ、デリケートなメンテナンスを必要とするビーシュリンプにかけるモチベーションを維持できているといっても良いでしょう。

その演出に必要不可欠なのが照明器具です。

しかし、その照明器具の役目はただの美しさの演出のためだけにあるものではありません。

照明器具も、ビーシュリンプにとっては、ろ過器や、ソイルと同じくらい重要な飼育の為のアイテムなのです。

一体どのような役目を担っているのでしょうか。

詳しくご説明いたします。

ビーシュリンプ 飼育 照明 時間

ビーシュリンプの飼育と照明

適度な明るさは、水草やコケにとってはとても大切なものです。

適切な光量によってきれいに育った水草や、よく生えたコケは、ビーシュリンプにとっても格好のおやつとなります。

水草やコケがいきいきとする環境は、ビーシュリンプにとっても過ごし易い環境だと言うことです。

そして、ビーシュリンプの発色を良くできるというメリットもあります。

また、規則的に照明をON・OFFすることで、規則正しいリズムをビーシュリンプに提供するというも飼育にとても大事な事です。

寿命が長く、発熱も少ないLEDライトのタイプや、それとは対照的に寿命が短く発熱するハロゲンタイプ、安価な蛍光灯タイプ等がありますが、それぞれ光の波長によって美しさが変ってきます。

LEDライトは単波長、蛍光灯は三波長で光の質が違いますので、好みによって選んでください。

人気があるのは温かみを感じるハロゲンタイプのようです。

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ビーシュリンプの照明の時間

照明を長く当てすぎる弊害もあります。

光量が強すぎるとコケが大発生してしまう恐れがあります。

繁殖の為には8時間以上は照明を確保した方がいいという説もありますが、水槽の環境に影響を与えてしまう恐れがありますので、タイマー等で、規則的に8時間を照明の時間に設定するのがよいとされています。

まとめ

適切な光量にする事で、ビーシュリンプはとても体調がよくなります。

幻想的な光の中で元気に水草をツマツマしている姿を見ると、もっと手をかけてあげたくなるほどの愛おしさを感じる事でしょう。

水草がきれいに育ち、コケが適度に生える環境は、繁殖にもてきしており、稚エビの誕生などのうれしい好循環が始まるかもしれません。

その為に、メリハリをはっきりし、規則正しく環境を整え、健康な光をあびる時と、あびずに休む時を作りましょう。

人間と同じですね。

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