“クマノミ”と聞くと、最初にどんな魚を思い浮かべますか。

映画のキャラクターのモデルにもなった“カクレクマノミ”は知っている、という方は多いのではないでしょうか。

実はカクレクマノミとクマノミは、同じクマノミの種類ではありますが、別の魚です。

種類も同じで名前も似ているので、「なんだか分かりにくいな」と思われているかもしれません。

それでは、同じクマノミの種類であるカクレクマノミとクマノミの違いは、どこにあるのでしょうか。

カクレクマノミ クマノミ 違い

カクレクマノミとクマノミの違いとは?

日本で見られるクマノミの種類は“クマノミ”“カクレクマノミ”“ハマクマノミ”“セジロクマノミ”“ハナビラクマノミ”“トウクマノミ”の6種です。

まずはカクレクマノミの特徴について、みてみましょう。

  • カクレクマノミ

カクレクマノミはクマノミの中でも、多く生息していて知名度も一番高い種類です。

観賞用の飼育でも人気があります。

体の模様は、見たことある人も多いかもしれませんが、オレンジ色の体に縦に白いラインが3本入っていて、ヒレの部分が黒くなっています。

おとなしい性格の魚です。

  • クマノミ

クマノミは個体差もありますが、カクレクマノミよりも少し大きい魚です。

体の模様については生息地によって若干変わってきますが、店頭でよく見かけるものとしては、お腹は黄色に近いオレンジ色で背びれのあたりは黒く、縦に入っている白いラインが2本なのが特徴です。

カクレクマノミに比べ、こちらは少し縄張り意識があり、攻撃的なものもいるようです。

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イソギンチャクとの相性は?

カクレクマノミというとイソギンチャクと合わせて見かけますよね。

カクレクマノミもクマノミも、イソギンチャクとの相性は良いようです。

ただ、カクレクマノミの場合には共生できるものが、“ハタゴイソギンチャク”“センジュ・イソギンチャク”など限られています。

対してクマノミは、どのイソギンチャクとも相性は良いようです。

カクレクマノミはいつもイソギンチャクの近くを泳いでいますが、飼育をする際には相性を考えイソギンチャクを選ぶ必要があるようです。

まとめ

カクレクマノミもクマノミも可愛い魚ですが、性格や模様など違う点が色々ありますので、飼育を検討している方はぜひ参考にしてください。

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