ディスカスはスズキ目イワスズメ科の熱帯性淡水魚で全長は15~20センチくらいまで成長します。
品種改良も進んでいて、固体の色も多く、水槽の中で泳ぐ姿は「熱帯魚の王様」と言われ熱帯魚ファンの中でも人気で憧れの魚です。
特に子育てをする魚としても有名で繁殖を目的に飼育を始める人も多いのですが、飼育が難しいことでも知られています。
ただ最近では飼育のためのアイテムも発達してきたことから、以前に比べて飼育や繁殖も難しくなくなりました。
こちらではディスカスの繁殖方法をご紹介していきたいと思います。
ディスカスの繁殖方法
ディスカスを繁殖させるにはペアだけを最低でも60センチワイドの水槽で飼育する必要があり、このサイズは成魚2匹のディスカスを飼育するにはギリギリの大きさで、これよりも大きなサイズを用意できればよりベストです。
水槽を用意したらペアのディスカスを水槽に入れ、産卵してくれるのを待つだけとなりますが、魚にも人間と同じように相性があるので、ペアを分けるときにはじっくり観察してから分ける必要があります。
見極めるのが難しいとか初心者で繁殖目的から飼育を始めるのなら、ショップで繁殖目的だと伝えてペアになっているディスカスを購入してくるというのも方法です。
ついでに飼育方法の秘訣とか最低限必要なアイテムや便利なアイテムを教えてもらうのもおすすめです。
飼育を続け産卵に成功しても人間があれこれ世話を焼きすぎると、ピリピリしているディスカスが卵を食べてしまうかもしれないので、水質が悪くならないように気をつけながら、餌も水を汚さないような種類に変えたりして静かに孵化するのを待ちます。
孵化に成功しても油断せずに静かな環境を用意して、ある程度大きくなる生後約2週間くらいになれば、ディスカスも落ち着きを取り戻すので、餌や水換えも刺激をしないように注意をしながら徐々に元に戻していきましょう。
生後約3週間くらい経ったら親と子は分けなくてはいけないので、もうひとつ水槽を用意してください。
60センチワイドの水槽で何匹も飼育し続けると水質が悪化したり、ストレスから暴れて怪我をし固体が弱って病気になる恐れがあります。
まとめ
ディスカスがゆったりと泳ぐ姿は癒されますが、大型水槽やいくつも水槽を並べるスペースがないのなら、オークションやショップなどで買い取ってもらう方法もあります。
間違っても川や海に流したりしないようにしてください。