ディスカスは繊細で神経質な品種と言われています。
様々なストレスを感じやすく、それが体調や行動に反映されやすいと言えるでしょう。
その反映されたうちのひとつが、「怯え」です。
怯えとは読んでそのままに、ディスカスが何かしらに怯えたように、水槽の隅でじっとして動かなくなったり、物陰に隠れて出て来なくなったり。
そんなふうに行動すること自体を怯えと呼びます。
実際に、何かに怯えているのかもしれません。
そんなディスカスの怯えですが、いつもの水換え直後に怯えてしまうことがあります。
今回はその、水換え直後の怯えについて解説していこうと思います。
ディスカスが水換え直後に怯える原因は?
ただ水を換えただけなのに、なんでそんなに怯えるの?と不思議に思いながら眺めている飼い主さんもいるかと思います。
何故ディスカスは、ただ水換えをしただけで怯えてしまうのでしょうか。
理由は、言うならば、「水に怯えている」からです。
水に怯えるって、ずっと水の中にいるのにどういうことなの、となるでしょう。
詳しく解説します。
具体的には、水換えの際、元々水槽に入っている水と、新しく加える水で水質の違いがありすぎていないか、ということです。
水温や、phの度合いが違ったとしたら、いきなり変わってしまった水質に驚いて怯えている可能性があります。
新しい水と、それによって変わってしまった今いる周りの水に怯えている、ということですね。
また、水の入れ方に怯えているという可能性もあります。
どういうことかと言えば、たとえば、バケツで一気に水を換えたりしている場合です。
流石に「バシャーン!」と水を入れている人はいないとは思いますが、バケツを急に傾けて一気に水を注いだりはしていませんか?
その水の入れ方自体に驚いている可能性がありえます。
水槽に水を入れるときは、必ずゆっくりと注ぎましょう。
間違っても、音を立てて一気に入れるなんてことはしないように。
まとめ
水に怯えている、と曖昧である意味文学的なたとえをしましたが、お分かりいただけたでしょうか。
水の入れ方や、水質に注意するだけで、ディスカスの水換え直後の怯えは防ぐことができる筈です。
注意して水換えをしてあげましょう。