私たちに衣食住があるように、ディスカス飼育にとって餌は重要な存在です。
ディスカスの餌は主にディスカスハンバーグ、赤虫などが有名です。
今回は、どの熱帯魚も好んで食べるという赤虫について紹介していきたいと思いますが、まず赤虫について紹介して参ります。
赤虫はオオユスリカ・アカムシユスリカの幼虫で、体長20ミリメートルと非常に小さい赤色の細長い小虫です。
栄養価も高く、熱帯魚ショップで売っているので入手も簡単と言われています。
乾燥赤虫や半生赤虫と種類も豊富ですが、ディスカスに与える赤虫は冷凍赤虫が簡単なのでオススメと言われています。
病気や寄生虫の心配もあるので、 殺菌処理されているものを選びましょう。
ディスカスに与える赤虫の量はどれくらいが適切なのか?
冷凍赤虫だと1つ1つブロックに分かれて保存されています。
ディスカスを飼育している数によるかとは思いますが、通常は2~3ブロックで充分と言われています。
赤虫のみだと栄養が取れないので成長速度が遅いと言われていますが、最近では赤虫だけでもディスカスの肉付きがよくなると研究結果で発表されたそうです。
赤虫だけでも育つと思いますが、赤虫だけではとれない栄養分が他の餌には含まれている場合もあります。
他の餌とバランスよく与えるほうが良いでしょう。
ディスカスの様子を見てディスカスハンバーグと赤虫を3:7の比率で上げている人が多いようです。
ディスカスに向いている赤虫の与え方は?
冷凍赤虫を解凍して与えるという人もいればそのまま与えるという人もいます。
しかし冷凍したまま与えてしまうと解凍する際に赤い汁が出るので水槽の水が汚れてしまいます。
解凍してから与えるのがオススメです。
解凍したものを水槽にそのまま入れる人や入れ物に入れて与える人がいるようです。
ピンセットで1つ1つあげると更に可愛さが増すのでピンセットであげるのもいいですよ。
まとめ
今回はディスカスの餌について紹介させて頂きました。
ディスカスは赤虫だけでなく、ディスカスハンバーグというお洒落な餌も食べるグルメ熱帯魚です。
人間も同じく食べ物が続くと飽きて食欲が無くなってしまうのと同じで、ディスカスも同じ餌が続くと見向きもしなくなることもあるようです。
普段からディスカスが生活しやすい環境を作ってあげられると良いですね。