コリドラスは南米に広く分布するナマズの仲間で、非常に種類が多い熱帯魚です。

種類によりますが飼育難易度の高くない種が多くいるので、初心者におすすめされることも多いのですが愛嬌のある顔をしていて人気もあります。

今回は、そんなコリドラスの餌、コリタブや赤虫、与え方や量についてまとめています。

コリドラス コリタブ 赤虫 量

コリドラスの好物?赤虫ってなに?!

赤虫(アカムシ)は、ユスリカという蚊の仲間の幼虫で、川や池などあらゆる淡水に棲んでいます。

見た目も赤い幼虫で、いわゆる血を吸う蚊の幼虫であるボウフラとは違います。

ユスリカは血を吸わない蚊で川や池、畑の近くなどで蚊柱を作っていることが多いです。

蚊柱は人の頭の位置ぐらいの高さで群れて飛び交っているもので、畑などの横の道や木陰などで遭遇して「うわ!」となったことのある方もいると思います。

そんなユスリカの幼虫、赤虫は、生き餌の代表格とも言われるもので、多くの熱帯魚の餌として古くから用いられ、釣りなどの餌にも用いられています。

そして、コリドラスにとって赤虫は好物なようです。

赤虫のメリットとデメリット

  • メリット:栄養価が高いこと。生きたものと冷凍ものがありますが、栄養価は生きているものの方が高いようです。
  • デメリット:赤虫自体を自分で繁殖させて餌にすることはできないこと。(不可能ではないが難易度が高い)鮮度と栄養価を保つことが難しいことです。

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コリドラスへの赤虫の与え方と量や頻度は?

コリドラスに餌として赤虫を与える場合は、生きたものよりも冷凍された赤虫の方が便利です。

成魚に与える場合は解凍した赤虫を半分くらいの大きさに切ってから水槽に落としてあげます。

稚魚の場合は、半分よりもさらに細かく切ってから与えます。(稚魚の場合は成魚とは別の水槽)

スポイトなどを使って餌を底の方で散らしてあげると、それほどバラつかずに与えることができます。

赤虫はコリドラスの好物ですが、沈下性の底棲魚用の飼料と併用して食べ残さない程度に与えるのがおすすめです。

コリドラスの餌!コリタブと量について

コリドラスの餌、コリタブとは、「コリドラス用のタブレット状の餌」を略して呼んだものです。

すぐに沈下するように固めてある硬い餌です。

飼育しているコリドラスが1~2匹ならそのまま水槽に落として与えます。

複数飼育している場合は、食べやすいように割って入れてあげます。

入れるコリタブの個数は、飼育しているコリドラスの数や食べきれる量を探りながら調節します。

まとめ

熱帯魚の餌やりの回数は一日に1~2回程度です。

コリドラスは昼行性なので消灯する2時間前までにあげます。

硬い餌の場合は1時間程度で食べきれる量を与えます。

餌が残ったままだと水質悪化の原因となります。

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