エラ病とは、エラ周囲の急性炎症起こす感染症の通称で、人間でいえば風邪のような症状と言われています。

魚のエラは、呼吸をするうえで大切な役割をしています。

人間も鼻をつまむと呼吸ができなくなるように、ディスカスもエラ病になると苦しい状況が続いているということになります。

そんな状態のディスカスを一刻も早く助けたいと思いますよね。

エラ病にはホルマリンやイソジンが効くと言われておりますが、果たしてどのように使用するのでしょうか?

早速紹介して参ります。

ディスカス エラ病 ホルマリン イソジン

ディスカスのエラ病にはホルマリンがいい?

まず、エラ病の原因には2つ種類があります。

1つ目はカラムナリス菌という細菌が原因の場合と、2つ目はクチロギルス、ギロダクチルスという寄生虫が原因の場合があります。

ホルマリンを使用するのは、後者の寄生虫が原因の場合です。

水10Lに対してホルマリン1ccの割合で入れ、8時後に水換えを行います。

早期の治療であれば一度の薬浴で治る事もありますが、 治らない場合は再度3日後に行うといいでしょう。

これによりエラに付着している寄生虫は全滅すると言われています。

ただし、ホルマリンによる薬浴を行いすぎるとダメージを負ってしまいますので、使用には十分注意して下さい。

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エラ病にはイソジン浴が効く?ディスカスへの影響は?

イソジンと言えばうがい薬のイメージですが、エラ病にも効果が期待できます。

カラムナリス菌という細菌が原因の場合、このイソジン浴が効くと言われています。

この方法は、カルキ抜きした水にディスカスを移動させてスポイトを使ってイソジンを2滴投薬します。

底でゆっくり泳いでいればイソジンの量は適切なのでよく観察してください。

5分したら必ず薬浴水槽に戻してください。

それ以上のイソジン浴はディスカスにとって危険なので注意してください。

もし回復がなければ1日だけイソジン浴が可能ですが、これで効果がなければ寄生虫が原因と思われますので、ホルマリンを使用してみてください。

まとめ

基本的なことでありますが、エラ病の原因はストレスで水質管理が大切となります。

エラ病になってしまったら仕方のないことですが、原因となる病原体を水槽内で繁殖させないことが重要です。

餌の与え過ぎによる水質悪化やなどに気をつけ、まずはエラ病にかからせない環境作りが大切です。

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