エンゼルフィッシュなど熱帯魚を飼育していると、色々な病気にかかることがあります。
その中でも気づきにくいのがエラ病です。
見た目上では何の異常もありませんので、知らぬ間に悪化してしまい治療が遅れてしまうことがあります。
前もってエラ病の症状を知っていれば重症化する前に治療できますね。
こちらでは原因、症状、治療方法などを簡単ですけどご案内いたします。
エンゼルフィッシュの病気!エラ病と治療方法は?
原因
エラ病の原因は、おもに寄生虫がエラに寄生したことで発症します。
年間通して発症しますが、カビの発生しやすい梅雨時に多い病気です。
エンゼルフィッシュに限らず観賞魚が病気になるもっとも大きな原因は水質の悪化です。
悪化した水にカビや寄生虫が発生するのは当然ですね。
症状
- 痒そうにあちこちで体をこする
- あまり動かない
- 逆に異常に動きが速い
- エラが閉じたっきり逆に開いたっきり
などの場合、エラ病の可能性があります。
放置していると、エラの一部が腐ってくることがありますので、飼育魚に異常を感じたら早めの治療が必要です。
治療方法
熱帯魚がエラ病にかかったのなら、最初にエアレーションで酸素を増やします。
出来るだけ水中内に酸素を溶け込ませるため、水槽内の水と水面が動くようにしてください。
この場合泡の大小はあまり関係ありません。
あらかじめ薬を準備しておけば治療を早く施せるので治る確率も高まります。
治療方法としては薬浴と塩水浴の両方があります。
薬は使用方法をよく読んで適量を使用してください。
塩水浴は0.5%の塩分濃度でまずは1日、それでも回復しないようならもう1日と伸ばしていきます。
その間は絶食させてください。
アクアショップに専用の塩が販売されています。
エラ病は数日間が勝負なので、1日も早い治療が大切です。
まとめ
エラ病の治療方法も大切ですが、何よりもエンゼルフィッシュが病気にならないように気をつけること大切です。
日頃の水質と水温の管理とともに、飼育魚の体調管理にも気を配りましょう。
餌やりのときに、今までよりもちょっとだけ時間をかけてあげるだけでいいですよ。
しっかりと水槽のメンテナンスを行えば、病気にかからなくて済みますね。