優雅に泳ぐその姿から、多くのアクアリスト達の間で『熱帯魚の女王』と呼ばれているエンゼルフィッシュ。
最近ショップなどでは本当に多くの種類を見かけます。
しかしエンゼルフィッシュの原種は一体何種類くらいいるのでしょうか?
今回はエンゼルフィッシュの原種の種類についてまとめていきたいと思います。
熱帯魚の女王!エンゼルフィッシュの種類は?
エンゼルフィッシュは近年、原種・改良種など合わせるとその種類は30種以上と言われています。
今回はその中でも原種と言われるエンゼルフィッシュをあげてみたいと思います。
プテロフィルム・スカラレ
体長15cmほどで輸入される際は『ワイルド・スカラレ』として入ってきます。
青銀色で赤い小さなスポットの模様が特徴で成長と共にこのスポットが大きくなります。
プテロフィルム・スカラレ・ペルーアルタム
原種スカラレ種のペルーからの輸入の個体です。
光り輝く青い体の色が特徴で、熱帯魚の代名詞として有名な品種の熱帯魚です。
ドゥメリリイ・エンゼル
頭から背びれまでのラインが丸みを帯びた独特な体型が特徴で、“幻のエンゼル”とも言われています。
「エンゼル・フィッシュ」は今現在ショップなどに多く流通している改良品種(ゴールデンエンゼル・ゼブラエンジェル・ブラックエンゼルなど)はこれが元になっています。
アルタム・エンゼル
頭が小さくくぼんでいるのが特徴、成長につれ伸長する背びれと尾びれの美しさから、昔から人気が高いです。
しかし原種の中でも最も水質管理を徹底する必要があり、怠ると肌荒れなどを引き起こしやすい種類です。
また幼魚のころは魚食性が極めて強いため他の小魚との混泳は避けたほうが良いです。
まとめ
現在数多くの改良品種がショップなどで流通し、その人気の高さが分かる熱帯魚・エンゼルフィッシュの原種について今回まとめてきました。
熱帯魚の飼育が初心者の方には原種の飼育は少々難しいものもありますが、昔から存在し馴染みやすいドゥメリリイ・エンゼルなどは飼育しやすいとされていますし、これらの原種が元なった改良品種は神経質になり過ぎることなく飼育がでいると人気もありますので初心者さん向けかもしれません。
熱帯魚の女王と言われるエンゼルフィッシュ。
自身にあった子が見つかりますように。