ドンコを飼育していると、夜行性ですから、昼間はジッとしていることも多いですし、体調管理は難しいですよね。
人間も一緒ですが、体調が悪いとご飯が進まなくなるものです。
それは魚も一緒ですよね。
せっかく一緒に暮らしているのであれば元気でいてもらいたいですから、餌を食べない時のドンコについて、まとめていきたいと思います。
ドンコが餌を食べない時はどんな時?
ドンコは、基本的に肉食で1日に多い時にはメダカを15匹~20匹も食べるほどです。
自分と大きさが変わらなければ、ザリガニさえも食べてしまう非常に食欲が旺盛な淡水魚となります。
そんなドンコですが、餌を食べない場合があります。
それはどんな時でしょうか。
原因としては、以下のように、その時々で異なってきます。
まずは、餌が合わない時です。
ドンコは基本的にメダカや赤虫など生の餌を好みます。
よって、餌の与え方にもよりますが、乾燥した人工餌を与えてもなかなか食べない場合があります。
そんな時は、一度冷凍赤虫など比較的生に近い餌を与えて様子を見ると良いかもしれません。
人工餌に比べ、食いつき具合が全然違うようなら、合わなかったということになります。
次のケースとしては、病気になった場合です。
例えば、体の表面やヒレにミズカビが寄生するのです。
水カビは、外傷や、尾ぐされ病といったほかの病気が発生して二次的に着生するものです。
赤く充血することもありますので、よくドンコを観察していればわかると思います。
これらの病気を引き起こす原因は、擦れ傷が輸送しているときに起きたり、水温の低下をするときなどに起きることがあります。
これらは飼い主によって引き起こすことになりますので、私たちも気をつけていかなくてはなりません。
対策としては、餌が合わないと考えるときには、餌を動いている魚や甲殻類に換えてみてください。
もともと川魚ですから、動いている魚を食べたがる傾向があります。
病気で食べなくなってしまったときは、まず治療をしてあげなければなりません。
水カビ病党を治す薬もあります。
それを使用してあげるのも良いですし、塩浴という方法で少しずつ塩分濃度を上げてあげて、体調を回復させる手助けをしてあげるのも対策の一つとして有効だと思います。
まとめ
餌を食べなくなると心配になりますよね。
どんな症状で食べなくなっているのか、しっかり観察してあげないと、逆に弱らせてしまうこともありますから、気を付けてあげてください。
一番はよく観察して、ドンコの状態を的確に判断させてあげる飼い主の判断能力だと思いますから、食べない時こそ慎重に対処していきましょう。