ドンコとカジカは、顔が大きい特徴があり似ています。
またドンコはハゼの仲間ということもあり、ハゼとも少し見た目が似ています。
ドンコを調べていると、釣った魚がドンコなのか、ハゼなのか、質問しているような方もたくさんいました。
今回は、ドンコと、カジカやハゼとの違いにフォーカスを置いて調べていきたいと思います。
カジカとドンコの違いはどこだろう?
カジカとドンコはどちらも淡水魚、そして顔が大きいという共通点から、混同されることが多い種類になります。
ドンコはスズキ目ドンコ科で、カジカはカサゴ目カジカ科に所属しています。
目が違うというのは、魚という種類は一緒ですが、そもそもまったく違う種類の魚ということになります。
外見の違いで言うと、鱗がカジカはなく、ドンコにはあります。
尾びれはカジカが角ばっていますが、対してドンコは丸い形をしています。
またドンコは夜行性ですから、活動している状況を見ても判断できると思います。
こういった特徴をよくつかめば、水槽の外でも、カジカとドンコの違いを見ることが出来そうです。
ちなみに生息環境や食性については共通しているようで、両方とも水質の良い砂礫・石礫の川底などを好んで生息しており、水生昆虫や小魚などを捕食しています。
ハゼとドンコの違いはどこだろう?
さて、前述ではカジカとの違いを記述しましたが、ハゼとではどのような違いがあるのでしょうか。
一番の違いとしては、腹びれになります。
ハゼの腹びれは特徴的な吸盤状のヒレになっていますが、ドンコの腹びれは他の種類の魚のように二つに分かれています。
そして、性格的にはドンコの方が気性が荒い点が違いとしてあります。
ドンコの場合は、普段は小魚やエビを捕食しますが、気性が特に荒い時は自分と同じくらいの大きさの魚も食べてしまう事があります。
ハゼやカジカはここまでは、気性は荒くなることはありません。
まとめ
同じ種類や見た目が同じカジカやハゼと、ドンコではやはり性格的にはかなり違うようですね。
見た目についても、それぞれ特徴があるので、判別がつかない時は、よく行動やヒレを見てみましょう。