鑑賞魚類の中でも最も認知度が高いと言っても過言ではない「ネオンテトラ」は、アクアリウム入門魚としても定番です。
また、ネオンテトラは他の種類の魚と一緒に飼育できる「混泳」も可能です。
この記事では、ネオンテトラと混泳できる、おすすめの魚についてまとめています。
ネオンテトラってどんな熱帯魚?
カラシン目カラシン科のネオンテトラは、主にアマゾン川流域に分布する淡水熱帯魚です。
大きさは最大で4㎝ほど。
頭から尾びれ近くにかけて入る、鮮やかなメタリックブルーと赤のラインが特徴です。
小型で入手しやすい価格、温和な性格で見た目も綺麗、飼育もしやすいということで、アクアリウム初心者さんに入門魚としておすすめされる熱帯魚です。
ネオンテトラとの混泳!おすすめは?
ネオンテトラとの混泳におすすめなのは、ネオンテトラと好む水質が同じで遊泳層が違う魚です。
- コリドラス
コリドラスは非常に種類が多いナマズの仲間の熱帯魚です。
種類によっては混泳に向かないコリドラスもいますが、温和な性格のコリドラスは多くいます。
そして、コリドラスは主に水槽の底層に生息するのを好むので、中層を好むコリドラスと生活圏が違うのでその点でも混泳に向いています。
- オトシンクルス
オトシンクルスもナマズの仲間の熱帯魚で底層を好み、水槽の苔(こけ)を食べてくれるという特徴があります。
丈夫な魚と言われていますが、水合わせ時と酸欠に注意が必要です。
また、コリドラスもオトシンクルスもネオンテトラと混泳させる場合は、それぞれに餌が行き渡るように餌を変えるなどの注意は必要です。
ネオンテトラとの混泳に不向きなのは?
- ネオンテトラが捕食されてしまうような大きさの魚やエビ(捕食しないエビもいます)
- 気の荒い性質の魚、又は極端に臆病な魚
- 好む環境が違う魚
ネオンテトラと同じく有名な熱帯魚に「グッピー」がいますが、ネオンテトラはグッピーのひらひらしたヒレに興味を持ってグッピーをつついてしまうので、混泳には向いていないと言えます。
まとめ
ネオンテトラと混泳させる魚は、温和な性格で同じ水質を好むものを選ぶとトラブルは少ないです。
ネオンテトラとの混泳に特におすすめな魚として底層を好む種を紹介しましたが、中層、上層を好む種にも混泳は可能な魚はいます。
いずれの場合も、それぞれの種の特徴や飼育方法などの知識がまた必要となります。