プラナリアという不思議な生き物をご存知でしょうか。
プラナリアとは、その再生能力の高さから医療の面からも注目されている生き物です。
プラナリアは切ったら切った数だけ、同じ遺伝子情報を持った個体を増やすことができるのです。
その不思議なプラナリアの魅力に魅了されて、飼ってみたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
主に日本にいるプラナリアの種類は、ウミウズムシ・ミヤマウズムシ・ナミウズムシという種類がいます。
このいずれもが1センチ~3センチまでの大きさに収まる小さな生物です。
水質の維持をしっかりしていれば、プラナリアを飼うことは可能です。
飼っていくのには餌が必要になりますが、プラナリアの餌は何が良いのでしょうか。
そしてどれくらいの量を食べるのでしょうか。
調べてみました。
プラナリアの餌はレバー
プラナリアは雑食性の生き物です。
普段、野生下で生活しているプラナリアは、水生昆虫やエビの赤ちゃんである稚エビを食べて生活しています。
ですから、基本的にはなんでも食べることが可能ですが、飼育する場合は、冷凍アカムシやイトミミズを与えるのが、保存も簡単ですし与えやすいです。
ほかに、栄養面を考えると、上記のほかにレバーをよく食べます。
レバーは鶏のレバーが最適です。
プラナリアは大きな生き物ではないので、一度に2グラム程度与えるのが良いでしょう。
もちろん観察してみて食べるようであればもう少し多めに与えても構いません。
しかし、プラナリアを飼育するうえで大切になってくるのが水質管理です。
水は常に綺麗にしておくことが大切ですし、温度も10度~20度で保つことが、プラナリアが生きていくうえで必要になってきます。
ですから、食べ残したレバーはすぐ回収するようにして、水質を綺麗に保ってください。
食べ残した餌を回収し忘れるとどんどん水が汚くなってしまい、プラナリアが生きていくことができなくなってしまうので注意が必要です。
まとめ
プラナリアは水質にとても敏感な生き物なので、いろんな餌を与えることはいいことですが、食べ残しがないかよくよく観察して、水質を綺麗に保つようにしましょう。