小型ヤッコは、海水魚の中でも特に人気のある種であり、飼育も容易だとされます。
性格も比較的タフなのが特徴ですので、混泳もさせやすいです。
アクアリウムを楽しんでいる方の中には、混泳をさせてその美しさを眺めるのが好きという方もきっと多いですよね。
色とりどりのお魚が泳いでいる様は本当に美しく可愛らしいものです。
しかも、フレームエンゼルの場合は産地により体の色が違います。
様々な産地のフレームエンゼルを楽しむ事もできますよね。
そして、お値段も比較的お手頃です。
まさに初心者の方でも飼育がしやすい海水魚と言えますね。
では、どの産地の個体がオススメなの?というと、実はそれは個人個人の好みです。
個人のお好みで、お好きな産地のフレームエンゼルを選ぶのが一番という事ですね。
それでは今回は、マーシャル産とクリスマス産の違いについて紹介をしていきたいと思います。
フレームエンゼルのマーシャル産とクリスマス産の違いとは?
まずマーシャル産ですが、こちらはとてもメジャーです。
ショップなどで見かけるフレームエンゼルはマーシャルが産地という場合が多いです。
マーシャル産の個体の場合、あまり赤みが強くないとされてはいるのですが、近年では赤い個体もたくさん入荷されるという情報もあります。
しかし、イメージ的にはマーシャル産の個体は体の色がオレンジだったり朱色だったりという感じですね。
マーシャル産というのは、マーシャル諸島共和国産という事です。
マーシャル諸島共和国産の気候は熱帯雨林気候なので、年中高湿多雨です。
ちなみに、マーシャル産はすべて同じ模様かというと、そうではありません。
模様が個体により違うので、この模様がお気に入りだな~という個体を探すのも楽しみの一つです。
次にクリスマス産です。
クリスマス産は体の色が赤色をしていて、とても綺麗です。
なので、綺麗な色を重視したいという方にとってはお気に入りの個体が見つかる確率が高くなるでしょう。
なんだか「クリスマス」という名前とも合っている気がしますね。
そして、実際にマーシャル産よりも人気が高い事もあり、その分だけお値段も高くなっています。
ただし、一説によると赤すぎる個体は飼育が少し難しいらしいのです。
もちろんフレームエンゼルなのでとても難しいという訳ではありません。
むしろ、容易と言えます。
しかし、あまり赤くない個体の方がより簡単!という事ですね。
ここまで、マーシャル産とクリスマス産の個体の違いは赤色が強いのかそうでもないのかという事で説明させていただきました。
一般的にもそう言われているのは確かです。
しかし、色については一概には言えず、クリスマス産ではない個体でも発色が強い場合があります。
そして、フレームエンゼル全体に言える事なのですが、成熟するとオスとメスの判別が容易にできます。
これはヤッコにしては珍しい事です。
なので、繁殖にもチャレンジする事ができますので、その部分でも楽しむ事ができるのではないでしょうか。
まとめ
基本的には「色」が違いとして挙げられているのですね。
しかし、クリスマス産の方が人気が高いからといって、好みか好みでないかというと、それは個人によるのではないかと思います。
赤すぎる個体は飼育が少しだけ難しいという説もありますし、どちらを選ぶのかはじっくり考えた方が良いのかもしれませんね。