皆さんはドジョウとナマズ、ウナギの違いがわかりますか?
実際に見る機会が少ないので、なんとなくしか理解していない人が多いのではないでしょうか?
みんなニョロニョロしていても実は全然違うのです。
これを機にハッキリさせようではありませんか。
ドジョウとナマズとウナギはどう違う??
まずは、ドジョウとナマズの違いですが、見た目が全然違います。
写真で確認してみてください。
ドジョウはウナギと似ていますが、色が茶色で体長もウナギと比べて非常に小さく20cm程度です。
ナマズは、平べったい体つきで、大きなヒゲがあるのが特徴です。
私が制したヌルヌルちゃん3匹 … なんか別格みたいなんだけど、ウナギって〜〜〜〜 (図鑑を見に行く) pic.twitter.com/wqLS8xlFPG
— Jasmine fragrance (@J_grandiflorum) 2014年12月28日
ウナギとドジョウは大きさ以外はかなり似ています。
両方とも川魚です。
ドジョウは川でも田んぼの用水路とかに住んでいます。
ウナギは1メートル近くになりますよね。
大きな違いと言えます。
ウナギは黒、ドジョウは灰色や茶色です。
ウナギとドジョウは蛇みたいに長細いですが、ナマズはずんぐり丸い体型です。
色は黒です。
生態では、ナマズの仲間は淡水性なら淡水中に産卵し、海水性なら海中に卵を産みます。
ウナギの仲間はすべて、海水に卵を産みます。
特にウナギは産卵行動が謎に包まれています。
詳しい産卵場所はまだわかっておりません。
ナマズの生息エリアは流れの緩やかな川から湖、沼、水田、用水路など幅広く、コイやフナがいるところにはたいていナマズもいます。
日中は基本的に草の多く日陰になるところや岩影など比較的に流れの緩やかな場所、ダムや用水路にはかなりの確率でいます。
小魚がいる浅場や田んぼの用水路などにはよくいます。
ドジョウと一緒ですね。
ウナギは日本列島から2500kmも離れた太平洋のマリアナ諸島付近で産卵します。
ウナギは孵化すると、レプトケファルス幼生というものになります。
南方の海で孵化した小魚はレプトケファルスに成長し、さらに日本沿岸まで黒潮にのって北上し、変態してシラスウナギという稚魚に成長し、河川などの淡水に上って成魚になります。
海から川へ、そして産卵しにまた海へ行くのですね。
ドジョウ、ナマズと違って行動のスケールが大きいのが特徴です。
【ニホンウナギ】日本ではうな重として馴染み深いあのウナギ。現在では絶滅危惧IB類に指定されている。淡水で育つが、マリアナ海嶺の深海で産卵を行う。そのため卵が発見されたのはわりと最近の事。pic.twitter.com/b3y2IIKVwF https://t.co/qlSQYOcW6C
— 水族館で見られる深海生物bot (@suizokusinkai) 2018年8月9日
まとめ
比べて見る機会がなかったので、今まで混乱していましたが、全く違いましたね!
特にウナギに関しては、知らないことが多かったのではないでしょうか?
ウナギが高い理由がわかりましたね。
次にこの魚たちを見ることがありましたら、きっと見分けがつくはずです!