子どもと遊ぶネタに、あるいは飼育のために、ドジョウを捕獲したいという方はいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、最近は川や田んぼで魚を捕まえる機会がなかなかなくて、どうやってドジョウを捕獲したらよいのか分からない方が多いと思われます。
そこで、今回はドジョウの捕獲方法を取り上げてみたいと思います。
ドジョウの捕獲方法
ドジョウの捕獲方法は、いろいろやり方があります。
捕獲器の中にエサを仕掛けてドジョウを捕獲
一つ目は、捕獲機を作って、エサを仕掛ける方法です。
製作は簡単です。
ポリペールに漏斗が嵌る穴を開けてポリペールと漏斗をゴム系接着剤で接着するだけです。
穴は3mm程度のものを、2cm間隔で底一面に開けるとよいでしょう。
仕掛け方ですが、ポリペールの比重は僅かに水より軽いので、底に(ポリペール内に)重石を入れて浮き上がらないようにします。
餌ですが、ヘラブナ釣り用のバラケ餌、パンの耳、釣具店などで購入したさなぎ粉等を使用してみるとよいでしょう。
一昼夜仕掛けるなど、捕獲器の側に付いていられない場合は白鷺やゴイ鷺に上前を跳ねられないようにポリペールの蓋は必須でしょう。
また、川の場合は、川の流れに流されないよう、紐などでしっかりと縛っておきましょう。
ペットボトルでドジョウを捕獲
二つ目は、ペットボトルで捕獲する方法です。
こちらのほうが簡単なのでおすすめです。
作り方ですが、
- まず、2本のペットボトルを用意して、1本のペットボトルの注ぎ口を真横にカットします。
- 次に、2本目のペットボトルは、底をカットして切り落とします。
- そして、1本目のカットした注ぎ口部分を、2本目の切り落とした底面の箇所にはめ込みます。
- しっかりとはめ込んだら完成です。
ドジョウをおびき寄せる為に、仕掛けの中には、釣具店などで購入したさなぎ粉のような餌を入れておきます。
ペットボトルの罠が完成したら、いよいよ罠を設置します。
水田、用水路などのドジョウが生息していそうな箇所(茂みや岩陰など)に設置しましょう。
設置できたらあとは半日程度時間をおいて、ドジョウがかかっているかどうか確かめてください。
ドジョウがかかっていたら、ペットボトルの蓋を外し、用意したバケツなどにドジョウを入れて持ち帰りましょう。
設置の仕方における注意ですが、ドジョウは水面からも呼吸を行います。
その為以下のように水面からペットボトルの上が少し出る程度の深さに設置しないと窒息してしまう可能性があります。
まとめ
初心者の方は、ペットボトルを使った方法がよいでししょう。
最初はうまくいかないかもしれませんが、繰り返し挑戦して、ドジョウを捕獲するコツをつかめますように。