とぼけた見た目と表情の豊かさで、見ていて楽しい気分にさせてくれるミドリフグ。
ついつい水槽にいるかわいいミドリフグを眺めてしまう方、いらっしゃるのではないでしょうか。
そして、眺めていたらミドリフグの眼の様子がおかしい、なんてことに気付いてしまったらどうしましょう。
今回は、ミドリフグの眼が白く濁っていたときのお話をいたします。
ミドリフグの目に白濁や膜ができるのはなぜ?
ミドリフグの目に白濁ができる原因は、ケガをしていたり調子が悪かったりすると、白い膜が張ったような見た目になることがあります。
原因はさまざまで、水質が悪化していて目の調子が悪くなっているか、水槽内に設置されているアクセサリに目をぶつけたり擦ったりした可能性があります。
まず水質が原因と考えられる場合ですが、片目だけ白くなっているとは考えにくいので、両目が白くなっている場合です。
水槽の水は、見た目は綺麗に見えても、アンモニア等が充満していてミドリフグにとって毒となる状態になっている恐れがあります。
アンモニアが水槽内に蓄積されていると、ミドリフグがアンモニア中毒などの不調をきたす恐れがありますので、疑われる場合は必ず換水しましょう。
水質をきちんと管理するために、試験紙やハイドロメーターなどを使ってしっかり測ってあげましょう。
また、片目だけが白くなっている場合は水槽内でのケガが原因であるおそれがあります。
人工水草や隠れるための岩、天然流木などを水槽内に設置している方がほとんどだと思いますが、ミドリフグが泳いでいる時にあやまってそれらに目を擦ってしまったおそれがあります。
その場合、ミドリフグにとってアクセサリが邪魔な位置に設置されていたり、身体の大きさに水槽があっていなかったりする恐れがあります。
ミドリフグは最初は2~3センチほどですが、成長すると10センチ以上になります。
狭い水槽内に、色々なアクセサリを設置していると泳いでいる時にぶつかったり擦ったりしてしまいます。
ミドリフグの成長に合わせて水槽の大きさ、アクセサリの設置の仕方などを見直していきましょう。
まとめ
今回はミドリフグの目が白く濁っていた場合についてお話いたしました。
ミドリフグが快適に過ごせるように、水槽内環境を見直してあげましょう。