日本の湖や池に生息しているタナゴですが、初心者の方が初めに飼われることもあると思います。
今回はタナゴを飼育する前の水槽の立ち上げ方について説明します。
タナゴの水槽の立ち上げ方法
STEP1
まずは購入した水槽を洗わなければいけません。
この時、水道水で洗っても大丈夫ですが、洗剤は絶対に使用しないでください。
もし洗剤が残っているとタナゴを弱らせてしまうことになります。
STEP2
次に水槽を台に設置してください。
この時、
- 台は水槽の重さに耐えれるか
- 電源から近いか
- 台は水平か
などを確認してから設置してください。
また水槽の下には「水槽マット」を敷くと、水槽が割れる危険が少なくなります。
STEP3
水槽の背景にバックスクリーンを貼ると背景が引き締まります。
バックスクリーンには、黒、青、白などがありますのでお好みの色を選んでください。
STEP4
そして水槽に肥料を入れます。
肥料を入れるとそこのバクテリアが住んでくれて、水質の長期維持に繋がります。
水槽立ち上げ当初は栄養過多になってしまうため、一週間程度毎日水を換え、栄養を減らしてあげることが大切です。
また見栄えを良くするために、肥料は水槽の淵から3cm程度のスペースをあけて設置してください。
そのあと、肥料が上に上がってこないようにするためにネットをかぶせましょう。
STEP5
次ぎに底砂を入れます。
底砂は遠近感を出すために、水槽の前面は3cm程度、後ろは5~10cm程度の高さになるように設置しましょう。
また流木や岩を置くと更に見栄えが良くなります。
STEP6
水草を購入した場合は下処理を行います。
購入した水草には農薬や害虫の卵が付着していることがあるため、市販されている薬に水草を10分ほどつけ洗い流します。
水草を植え終えたら、水槽の上まで水を注ぎます。
水道水を入れる場合はカルキ抜きが必要なため、市販されている薬を投入しましょう。
STEP7
外部フィルターや水温維持器具を設置します。
以上でタナゴを飼育するための水槽の立ち上げが終了です。
まとめ
タナゴを飼育する際に水槽の立ち上げ方はとても重要なポイントになります。
タナゴを弱らせないためにもきちんと水槽の立ち上げを行いましょう。