アカヒレは基本的にはとても温厚な魚で、混泳できる魚類も多く、別の生物と飼育している方もとても多いです。
しかし、時には喧嘩をすることもあります。
これは特にオスのアカヒレにみられる傾向にあります。
ちなみにアカヒレのオスとメスの見分け方ですが、腹ビレが大きく鮮やかな赤色をしているのがオス、逆に腹ビレが小さく、淡い赤色をしているのがメスになります。
一言で言ってしまえば、派手な外見なのがオスということになります。
見た目にかなりの違いが見られますので間違うことはないと思います。
今回はアカヒレのオスがメスよりも攻撃的な原因についてまとめてみたいと思います。
オスのアカヒレはメスよりは攻撃的!?
比較的温和な性格のアカヒレですが、オスはヒレを広げて他の魚を追いかけまわしたり、威嚇したりすることがあります。
この行動はフィンスプレッディングと呼ばれる行動で、ときにはメスに対しての求愛行動の場合もあります。
ですので、アカヒレのメスとオスを一緒に飼育する場合は、その比率を考えたほうがいいです。
オス複数に対してメス1匹などですと、バランスも悪いですし、メスが疲れてしまうことも考えられます。
また、アカヒレは時には自分のテリトリーを持つことがあります。
なので、他の生物や同じアカヒレ同士で軽い縄張り争いを行うこともあるようです。
これはアカヒレの正常な行動であり、命に関わるような激しい喧嘩になることはほとんどないため、そこまで神経質になる必要はなさそうです。
それでも喧嘩対策をしたいという人は、逃げ込む場所や隠れる場所を作ってあげるといいです。
景観や飼育環境を整える意味でも、水草などがオススメです。
まとめ
今回はオスのアカヒレの生態と攻撃的な原因についてまとめてみました。
温和な性格で知られるアカヒレですが、オスには少し攻撃的な面もあるようです。
ただそこまで激しい喧嘩はしませんので、やはり混泳には向いている魚であると言うことができそうです。
実際、うまくいく混泳パターンにアカヒレが含まれていることは多いので、単独飼育に慣れてきたら、別のアカヒレ、もしくは別の生物との混泳にチェレンジしてみても面白いかもしれません。