水草とディスカスを一緒に飼育していくことは、難しいように思われがちですが、ディスカスと水草に関する知識を理解していければ、飼育を楽しむ事が可能です。
ですが、ディスカスを飼育し始めたばかりのうちは難しいことではあります。
今回はディスカス飼育に合う水草のお話をしていきます。
水草を選ぶポイントは?
水槽に水草を置くだけなら、これといった知識も必要なく誰にでも可能です。
ここで大切なのは水草の光合成を促進させて、健康的に成長させていくことがポイントです。
水草の管理が疎かになってしまうと、水質の悪化の原因となり、ディスカスの水草水槽は難しいと言えます。
まず、ディスカスの水槽に適している水草は、高水温に耐えれるかが重要となってきます。
ディスカスは25~28℃程度の高水温で飼育する場合が多いのです。
よほど水温が高すぎなければ、一般的な水草は適応できるようです。
したがって水草の育成には、どの種類を使っても大丈夫であり、また様々な種類の水草を同時に育成していくこともできます。
以下は代表的な水草や育成しやすい水草の一例です。
アヌビアス・ナナ
どのような環境にも耐えるほど丈夫な種類です。
デメリットとしては他の水草と比べて比較的、成長速度が遅いようです。
アマゾン・ソードプラント
水草のなかでは割と一般的であり耐久性もありますが、環境変化にはあまり適していないため1度植えたら、移植は避けた方がよいでしょう。
サジタリア
育成難易度も低めで初心者向きの水草です。
成長は比較的遅めです。
タイガー・ロータス
水中適応度が高く幅広い水質にも適応するほど丈夫でCO2がなくても、わりと大丈夫な強さがあります。
上の4つは丈夫なうえ、育成もしやすい種類の水草です。
ただし、成長速度が遅めであったり、育成後の環境変化には強くなかったりなどのデメリットもあります。
水草は初心者向きな物から30℃近い高水温でも育成可能なベテラン向きから、レッドタイプのものまでたくさんの種類があります。
基本的には丈夫で育成しやすいものが良いですが、慣れてきたら気に入った水草育成にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
ただし水草水槽の場合は生体やエサ、水質やなどの組み合わせが重要です。
ディスカスには最適な環境でも水草にはデメリットがあったり硬水と軟水によっても向き不向きなど適性があるため気を付けておきましょう。
ディスカスは水槽内の葉が柔らかめの浮き草を食べる事もあるようです。
まとめ
- 水草の光合成を促進させて、健康的に成長させていくことがポイント
- 水草の管理が疎かになってしまうと、水質の悪化の原因になる
- よほど水温が高すぎなければ、一般的な水草は適応する
- 水草は初心者向きな物からベテラン向きなものまで様々な種類がある