グッピーのかかる病気の一つに「カラムナリス病」という病気があります。
あなたのグッピーは口をパクパクさせて苦しそうにしていませんか?
「カラムナリス菌」がエラに感染した場合、最悪エラがとけてなくなってしまいます。
今回は気になる病気「カラムナリス病」の症状や治療方法についてご説明いたします。
「カラムナリス」に感染したグッピーの症状
「カラムナリス」という菌は、常在菌でどんな水槽にも存在します。
グッピーが栄養失調などで免疫力が低下したり、ケガをした場所から感染します。
体のどこの部分に感染するかによって呼び名が変わります。
また長い間放置していると、ほかの部分にも転移する可能性があります。
鰓腐れ病
鰓腐れ病とはエラに「カラムナリス」が感染した時の呼び名です。
エラに感染した事により呼吸がしにくくなり、口をパクパクさせます。
またエラが黄色や白みががってきます。
しだいにエラが溶けてなくなってしまいます。
口腐れ病
口腐れ病は口の周りに菌が感染する事を言います。
口の周りに白いカビのような物が付き、赤く爛れてきます。
次第に餌を食べなくなり、衰弱して亡くなってしまいます。
尾腐れ病・ヒレ腐病
尾腐れ病・ヒレ腐病は尾やヒレに菌が感染する事を言います。
感染すると尾やヒレが白く濁って、やがてヒレ全体が白くふやけてボロボロになり、腐ったような状態になります。
「カラムナリス」に感染したグッピーの治療方法
病気が発生した水は捨て、水槽もキレイに掃除します。
そのあと、ニューグリーンFやグリーンFリキッドで薬浴します。
薬浴は1~2週間ほど行い、薬浴している間はあまり餌を与えないようにします。
また薬浴している間はエアレーションを行います。
まとめ
「カラムナリス菌」はどんな水にも常在している菌ですが、水を定期的に換えることで感染する可能性を下げることはできます。
また定期的にバクテリアを入れる事で水質が汚くなるのを抑える効果があります。
水質や水温の管理をしっかり行い、餌も適切に与える事でグッピーに栄養をつけさせる事が重要です。