アクアリウムでヤマトヌマエビを飼う場合、水を張った水槽の中にいきなりヤマトヌマエビをいれた場合、ヤマトヌマエビは長生きできないかもしれません。
アクアリウムをする場合は、水槽の立ち上げという準備をしっかりと行わないと、水槽にいれる生き物の環境に適していないので長生きできないのです。
ヤマトヌマエビを飼育する際の水槽の立ち上げに必要なものと、準備の方法を調べてみたので紹介します。
ヤマトヌマエビの水槽の立ち上げに必要なものは何?
ヤマトヌマエビの水槽と立ち上げる際には、水槽、下に敷く砂利、水草、流木、エアレーション、ヒーターなどが必要になってきます。
水槽は、いろいろなサイズがありますが30cm~90cmぐらいの大きさで、アクアリウムを置く場所や飼育する生き物によって選ぶと良いでしょう。
ヤマトヌマエビだけを飼うだけなら30cmの水槽でもよいでしょう。
下に敷く砂利はエビが移動しやすいようにするほか、水草を育てる役目があります。
砂利以外にもソイルという土を粒状に固めたものもありますが、一緒に飼育する生き物によっては、ソイルが苦手な生き物もいるので注意しましょう。
エアレーションは水に入れて、ブクブクと泡を出す機械です。
水中に酸素を入れることで水草を育てたり、水中に酸素を増やすことが目的です。
生き物の数が少ない場合は、消費される二酸化炭素が少ないので必要ない場合もあります。
ヒーターやファンなどは水温を調節するために使う道具です。
生き物によって適している水温が異なり、複数の種類の生き物を飼う場合はすべての生き物に適した温度に調整する必要があります。
ヤマトヌマエビの場合は適した水温は20~28度なので、夏場はクーラーなどで調整する必要があります。
水の水質を調節する必要もあります。
水には酸性、中性、アルカリ性といった性質があり、pHの数値で表されています。
ヤマトヌマエビの場合は、中性~弱アルカリ性を好むそうです。
特にヤマトヌマエビなどのエビ類は、水質の変化に敏感なので、少しずつ水合わせを行っていくと、アクアリウムを立ち上げてすぐに弱ったりしないようです。
まとめ
ヤマトヌマエビの水槽を立ち上げる際には水槽や砂利などが必要になります。
他の生き物と買う場合や、大量にヤマトヌマエビを飼育する場合には水草の量を増やしたりするのがよいそうです。
水槽にいれる際には、水合わせを行い、急激に水質を変化させないようにしましょう。