ドンコを飼育するとなったとき、水以外に大きな影響があるのが、餌に関することでしょう。
特にもともと川に生きている魚ですから、水槽で飼うとなったら、餌も考えなくてはなりません。
今回は、ドンコを飼育するにあたって、何を餌としてあげたら良いのか調べたので、まとめていきたいと思います。
淡水魚ドンコはどんな餌を食べるの?
まず初めに、ドンコは縄張り意識が強いため、ドンコ同士で激しくケンカすることもあれば、小さい魚にいたっては何でも貪欲に捕食する特徴があります。
当然、混泳させた魚を餌にするわけにはいかないので、なるべくは単独で飼育する事をお勧めします。
一般的に淡水魚の餌は粉末状やフレーク状の人工餌を利用されている方がいますが、ドンコの場合は、メダカや赤虫など生に近いものを好んで食べます。
なお、ドンコを混泳している場合には他のドンコとケンカし、テリトリー争いに負けたドンコは餌を食べられていないケースもあるようです。
そんな場合は、餌を与える時間をズラしてあげてみると食べてくれる事もあるようです。
ドンコにはどれくらいの餌が適量なの?
一般的に淡水魚の餌は、成長に合わせて与える回数とその量を変えていき、稚魚には1日に3回程度、完食できる量だけを与えます。
成魚に対しては、3日から5日に1回の頻度で完食できる量を与えるのが良いと言われています。
ただ、ドンコに関しては成長に合わせて量を変えていく事は同じですが、頻度としては1日2回の回数で完食できる量を与えると良いと言われています。
くれぐれも餌の与え過ぎには注意しましょう。
餌を与え過ぎると、当然肥満になるわけですが、ただそれだけでは済みません。
肥満から付随した体調の悪化や病気の原因に繋がる事もあるのです。
また、餌を与えすぎた結果、食べ残しが生じ、それが水質を悪化させてしまうのです。
その水質悪化もドンコが病気になってしまう原因にも繋がるのです。
まとめ
ドンコが肉食と言われているだけに、一般的な淡水魚とは与える頻度は異なるという訳です。
餌の食べ過ぎや食べ残しが、ドンコの健康に大きく関わってきますので、ドンコの成長とともにどれくらいが完食できる量か見極めた上で与えるように心掛けましょう。