古代魚の1つで、パプアニューギニアやオーストラリアなどに生息しているアロワナの仲間・ノーザンバラムンディ。
今回はアロワナの中でも最も体が硬く強いのが大きな特徴のノーザンバラムンディの稚魚についてその飼育方法や餌などについて調べて行きたいと思います。
ノーザンバラムンディの稚魚の飼育の注意点!?
他のアロワナに比べ、ノーザンバラムンディの稚魚は丈夫でしっかりと餌も食べてくれるので飼育はしやすいと思います。
また他のお魚に比べて育てやすいので長い期間その成長を楽しめることができます。
とはいえどんなお魚でも稚魚というのは基本的に弱くて敏感、ノーザンバラムンディの稚魚もその水質にはとても敏感です。
水質は弱酸性から中性で、水温は28℃から30℃とやや高め、稚魚の時から餌を多く食べるので水槽内が汚れやすくPHの急激な変化には特に注意を払いましょう。
水質の大きな変化によって病気にかかりやすくなります。
水槽は稚魚とはいえ成長を見越して最低でも90cm以上のもの、余裕を持つのなら120cmは必要です。
ノーザンバラムンディは水槽内を旋回するため奥行きにも注意をしましょう。
ゆとりのある水槽に入れ飼育することによってストレスもなく飼育することができます。
稚魚のころから餌はよく食べるとお伝えしましたが、ノーザンバラムンディの稚魚の餌は何を与えますか?
ノーザンバラムンディの稚魚の餌とは?
基本的には成魚になればアロワナと同じ餌を与えていれば十分に育ちます。
幼魚のころは『冷凍赤虫』を与えるのがおススメです。
冷凍なので溶かしてからピンセットなどですくい、幼魚の入っている水槽の水面に浮かせてあげればしっかり食べてくれますよ。
まとめ
今回は熱帯魚の中でも、その鱗が硬く強いイメージでアクアリスト達を魅了するノーザンバラムンディの稚魚についてその飼育や餌について調べてきました。
幼魚のころは特にその水質に敏感なノーザンバラムンディの稚魚。
餌もたくさん食べるのでしっかりと水質を管理してあげましょう、また水槽もその成長を考えて大きめのものを選びましょう。
そして餌は冷凍の赤虫を溶かしてから与えましょう。
他のお魚の稚魚に比べて飼育しやすいノーザンバラムンディの稚魚。
長い時間飼育・観察することができるのでより一層の愛着を持ってお世話することができますね。