ドンコは元々川に生息していた魚ですから、川の中で食べられるような生き物を餌にして生活しています。
人工飼料というのは、川には人間がまかない限りいないですし、そういう餌を川で生きている魚が魅力を感じて自ら食べるということは、少し考えにくいことかもしれません。
それでも、家で飼育を考えているのであれば、毎日毎日動く魚や甲殻類を餌として与えていくのも、難しいのが現実です。
今回はドンコを育てるにあたって、人工飼料は何か与えることができるのかにフォーカスをあててまとめていきたいと思います。
ドンコの飼育に人工飼料は使う事ができるの?
ドンコはもともとは川に住んでいることからも想像でいますが、動物食です。
魚、水生昆虫、甲殻類等捕食してしまいます。
同じ体の大きさのものであれば口にいれる習性がありますので、生餌をあげるのはとても簡単に餌付けすることができます。
ただ、動かないものに反応しないときもあります。
人工飼料は生餌ではありませんから、人間が水槽の中に入れていくわけですが、餌だという認識をさせることに難しい時もあるようです。
人間もいろいろな性格があるように、ドンコにも神経質なドンコや、無頓着なドンコもいますから、よく観察する必要があります。
神経質なドンコは人工飼料を食べずに吐き出したりして食べず痩せていくこともあるので、気を付けて下さい。
背骨あたりの肉が落ちたら要注意です。
あとは、夜行性ですから、夜にエサを与えてみてください。
生餌を与えていた家族が、人工飼料に変えたいというときや、神経質なドンコで人工飼料を食べないというドンコは、少しの間だけ断食をして、一番最初に口に入れるのを人工飼料にしてみたりすると、食べるようになるドンコもいるようですのご参考にしてみてください。
まとめ
ドンコは、比較的飼いやすい種類と言われていますが、餌については、生餌がいいなんていう味覚が達者なドンコもいるかもしれません。
でも絶対食べないということではなく、少しずつ食べる種類であることや、人工飼料に切り替えられた例などもありますから、根気強くドンコと向き合ってもらいたいと思います。