ヤマトヌマエビはアクアリウムのタンクメイトとして重宝されているエビの一種とされています。
足が取れても、次の脱皮で再生してしまうといった強い面もあるようですが、水質の変化で弱ってしまうこともあるようです。
ヤマトヌマエビが弱ってしまう原因や症状について調べてみました。
ヤマトヌマエビの体が赤い原因とは?
ヤマトヌマエビは体が弱ってしまうと、色が赤くなってしまうと言われています。
弱ってしまう原因は、主に飼育環境の急激な変化だとされています。
環境が変わってしまうとヤマトヌマエビは暴れだしたりすることがあるようです。
カルキが含まれた水道水
日本の水道水には殺菌効果のあるカルキが含まれているとされており、水槽の水換えや足し水などに、水道水をそのまま使ってしまうと、ヤマトヌマエビが弱ってしまうことがあるようです。
水道水を使う場合は、カルキ除去剤などを使うと良いでしょう。
水温の違い
足し水などで水温が急に変わってしまう場合も弱ってしまう原因になるようです。
ヤマトヌマエビは1度でも水温が変わってしまうと過敏に反応する為、ヒーターなどを使って温度を調整すると良いでしょう。
水温は温度計の精度によっても違いが出てしまうので、注意が必要と言われています。
pHの違い
カルキを除去し、水温を合わせてあったとしても、pHが急激に変わることで弱ってしまうこともあるようです。
ヤマトヌマエビは極端にアルカリ性や酸性に偏っていなければ、対応できると言われていますが、急激な変化には耐えられないとされています。
足し水などは、点適法と呼ばれる方法で少しずつ行うと良いでしょう。
その他の原因
薬剤やアンモニアなどが飼育水に微量でも含まれると、弱って体が赤くなってしまう事があるようです。
水槽の近くで虫除けスプレーや香水などを使ってしまうと、過敏に反応してしまうようなので、注意する必要があるようです。
また、水草などに残留農薬が混ざっている場合もあるので、水草を購入する際には無農薬と表記されたものや、既にエビ類などが一緒に泳いでいる水草などを使うと良いようです。
まとめ
ヤマトヌマエビは環境の急激な変化に過敏に反応し、弱ってしまうと体が赤くなってしまう事がわかりました。
赤くなってしまった場合、原因を突き止めて、ヤマトヌマエビが健康に過ごせる環境を作ってあげましょう!