何でも食べる方の魚だと言われるポリプテルス。
分類するならば肉食魚になりますので、生きた餌をパクっと食してくれる姿は、見ていて嬉しく思うのではないでしょうか。
ですが、やはりあげ方をキチンと勉強した上で与えてあげたいですよね。
今回は、生餌を与える場合を検証していきたいと思います。
ポリプテルスの生餌はどれぐらいの量?
まずは、大きさという括りでの量についてですが、ポリプテルスが楽に捕食出来るような大きさの餌でないと、無理に食べた後に亡くなってしまう事故もあるそうです。
そこまでの事故でなくとも、無理に食べることが出来なくて、吐き出してしまうこともあるようです。
では次に、普通に数の方の量ですが、幼魚の頃はとにかく食べてもらって成長してもらう時期です。
一度に食べきれる量を何回かに分けて与えてあげて下さい。
幼魚の頃ですと、まだ金魚なんかは苦しいと思われますので、メダカやアカヒレ等がおススメです。
そして次に、成魚の場合ですが、成長したら生餌から徐々に人工餌にシフトする場合が殆どのようですね。
割合をどうするかは、飼育されてる方の考え方次第でいいようです。
実際、飼育されてる方の情報を見てみますと、ほぼ人工餌や冷凍餌に変えて、月に1度~2度程生餌として、金魚(小赤が人気)等を大量に与えるというペースになっている様です。
成魚になってからはメダカですと、小さすぎて食べさせてる気がしないみたいですね。
他には、栄養価などから見てもごちそうなのがドジョウのようです。
ただし、ドジョウは細菌性の病気になりやすかったり、粘膜によって水質が悪くなるため、別の場所にストックしておいて完食出来る量だけ投入するようにしましょう。
後、魚ではありませんがミルワームも与えている方も居られるみたいです。
しかしながら、ストックがしやすい反面、ポリプテルス個々によっては食べてくれない個体も居るみたいですね。
与えすぎて食べ残した物や、大量に食べた後の排泄によって水は汚れやすくなるので、水質には気を付けて下さい。
特に、生餌を入れた場合は、かなり汚れてしまいますよ。
ポリプテルスが生餌を食べない場合は?
その時の症状や状態により検討が必要ですが、いくつか例を挙げてみます。
まず、今まで食べてくれてたのに食べなくなってしまった場合、実は環境が原因かもしれません。
きちんと推奨されている頻度で、水換えや水質チェックを行っているか。
濾過装置が容量が足りているかも、チェックしてみましょう。
もしくは、照明が明るすぎたりして落ち着かなかったり、人影が気になってしまいナーバスになってしまっているなどです。
また、お迎えして1か月程度ですと、餌自体を食べてくれない事もあります。
その時は、試行錯誤で食べてくれそうな餌を考える事も大事ですが、餌の大きさが合っていなくて食べれない場合もあります。
生餌の場合は、特に上記に挙げたように、簡単に捕食出来る大きさにて与えるようにしてください。
まとめ
肉食魚に分類されているポリプテルスですが、意外と捕食がヘタだったりするお魚であったりします。
フィッシュイーターとも呼ばれているのに、何やら不思議なお魚ですね。
そんなアンバランスさも、きっと魅力の一つなのでしょう。
ポリプテルスに限らず、食欲は健康かどうか一番見やすいと思います。
よくよくチェックして健康に気を使ってあげて下さいね。