熱帯魚の中でも人気のあるコリドラス。
色々な種類があるコリドラスですが、その中でも人気があるのがコリドラスジュリーです。
コリドラスジュリーは、白地の肌に黒くて細かいスポット模様があるのが特徴で、最大でも5cm程度にしか成長せず、初心者でも簡単に育てられる実に可愛らしいコリドラスです。
また複数のコリドラスジュリーを水槽に入れておけば、比較的に簡単に産卵します。
出来ることならば、せっかく大切に飼育しているコリドラスジュリーにはどんどん繁殖してもらいたいものです。
もちろん、そのためにはオスとメスを入れておくことが何よりも大切ですから、今回はコリドラスジュリーのオスとメスの判別方法をご紹介します。
コリドラスジュリー同士を比較すると分かりやすいオスメスの判別
コリドラスジュリーは、オスとメスの判別が少々難しい熱帯魚で、基本的にはオスと比較してメスを判別する方法でメスを見分けていきます。
そのためには単体飼育ではなく、まずは複数のコリドラスジュリーを飼育することから始めることが大切になります。
複数のコリドラスジュリーを水槽内に入れた後、それぞれのコリドラスジュリーを比較してオスメスを判別していきます。
判別するポイントは全体の見た目です。
まず最初に見るところは「全体にふっくらしていて丸みがあるかどうか」という点です。
コリドラスジュリーのメスは、オスと比較すると全体的にふっくらした丸みを持っていることが特徴で、前後左右から見て、ふっくらしたものがメス、スリムな体型のものがオスという感じで見分けます。
次に腹ビレの形状を確認します。
オスと比較してメスは丸みを帯びた面積の広い腹ビレを持っています。
オスの腹ビレは先端がやや鋭角になっていますので、ここが2つ目の見分ける大きなポイントです。
全体的にふっくらとしていて丸みがあり、しかも腹ビレが丸く幅広のほうがメスということになりますが、正しく判別していくためには、やはり複数のコリドラスジュリーを比べてみることが大切です。
まとめ
コリドラスジュリーに限らず、コリドラスのオスメスは大きな相違点があまり無く、見分けるには多少経験が必要です。
見分ける点を理解しつつ、出来る限り複数のコリドラスジュリーを飼育することが大切です。